話題の本.com編集部ブログVol.24『秋の夜長に星空を』
皆さんこんにちは。
話題の本.com編集部です。
暑い日々から一転、9月のスタートとともに肌寒くなり秋の気配が漂ってきましたね。地下鉄で最寄り駅につき地上にあがると、以前までは仕事帰り、まだ明るい空が広がっていましたが、いつの間にか日が短くなり暗い空と星が見えるようになりました。
家の近くに広い公園(都内の住宅街にしては)があるのですが、そこから見える高層ビルと夜空がきれいで、ふらっと夜にお散歩しています。都内でも星空って見えるのですね。
近代的な癒しのプラネタリウム
星空といえば、先日池袋のサンシャインにあるプラネタリウムに行ってきました。プラネタリウムなんて小中学校の課外授業以来…?スタッフさんがポインターで夜空を指して説明をするなんていうイメージでした。
が、中に入るとふわふわのソファーや寝転がれるシート。開演されるとアロマがたかれ、きれいな映像に合わせて人気声優さんがナレーション。それはそれは癒しの空間。一緒にいった友人は癒しの効果で睡魔と格闘してました。(笑)
ぜひふわふわソファーを予約して行くのがおすすめです!
さて、そんな癒しのプラネタリウムにちなんで、今回は「星空がテーマの本」を紹介します。星空観察のおともにピッタリな作品をどうぞ。
1.『三軒茶屋星座館』(柴崎 竜人著/講談社)
都会の路地裏にあるプラネタリウム「三軒茶屋星座館」。訪れる人々の内容と主人公和真が語る神話や星の物語がシンクロし、和真を中心に繰り広げられる人間模様に暖かな気持ちになります。こんなプラネタリウムがあったらいいなあと思える作品です。(書籍の詳細はこちら:Amazon/honto)
2.『星に願いを、月に祈りを』(中村 航 (著/小学館文庫)
3人の小学生がキャンプの夜、ホタルを見るために川に向かい、そこで偶然流れる深夜放送を耳することから物語が始まります。3人が大人になって物語が動き出し繋がっていく様が美しく、涙せずにはいられない物語です。(書籍の詳細はこちら:Amazon/honto)
3.『流星の絆』(東野 圭吾著/講談社文庫)
二宮和也さん主演で2008年にドラマ化。両親を殺された三兄妹は流れ星に敵討ちを誓います。物語に多くの伏線が散りばめられ、最後の最後にきれいに回収され、晴れやかな気持ちになれます。(書籍の詳細はこちら:Amazon/honto)
読書で星を楽しもう
今回は、プラネタリウムにちなんで、「星がテーマの本」を紹介しました。外で天体観測をするのもおすすめですが、秋の気配が佇む夜、おうちで星の世界にじっくりと浸ってみてはいかがでしょうか。
それではまた次のブログで!