話題の本.com編集部ブログVol.15『インターネットで文章を書く人の本』

皆さんこんにちは。
話題の本.com編集部です。

編集部のある都内では緊急事態宣言が解除され、宣言期間中よりも通勤の電車が混み合っているような気がします。

以前の記事(編集部ブログVol.6『通勤時間の過ごし方…』)からそう長い期間を空けることなく、また「通勤電車」を登場させてしまいましたが、こればかりは仕方ありません。

電車は、ブログの執筆担当者からすると本当にありがたいネタの宝庫なのです。

 

読みやすい本の共通点

それにしても電車で紙の本を読んでいる人は少ないですね。

朝の通勤電車は、スマホを見ている人が6割、寝ている人が2割、本を開いている人が1割、という具合でしょうか。

前職で紙媒体の編集をしていた私としては、電車に乗るとすぐに本を開く、いや、開かずにはいられない「活字中毒」のような人を見ると嬉しい気持ちになります。

以前どこかで読んだのですが、長年にわたって読書を続けていると段々と眉毛の形が変わり、知的な表情になっていくようです。その理論でいえば私もそろそろ知的な顔になり始めてもおかしくない頃合いですが、残念なことに予兆すらありません。

とにかく量を読むことが重要だと思い、最近はサラサラっと読める本を愛読しています。我が家にある膨大な蔵書の中から、とくに読みやすかった本の共通点を探ってみたところ、そうした本の著者が、普段はインターネットで文章を書いている人であることが判明しました。

本日は、その中でもとくに読みやすかった3冊を紹介します。

1.『日本一「ふざけた」会社の ギリギリセーフな仕事術』(シモダテツヤ著/中央公論新社

ユーモアに富んだWEBプロモーションで有名なバーグハンバーグバーグ社を立ち上げたシモダテツヤ氏の仕事術を紹介する一冊。「この本を書くためにひらがなとカタカナを覚えました。」という一文から始まります。クライアントへのプレゼンには、怒られてもいいようにヘルメットを被っていくという話など、参考にできるメソッドが満載です。(書籍の詳細はこちら:Amazonhonto

2.『世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書』(林 雄司著/扶桑社

ビジネス書のタイトルに「ビジネス書」が入っていることってなかなかないですよね。とはいえ、これは間違いなくビジネス書です。締め切りが迫っているのに、なかなか原稿を送ってくれないライターさんへの催促メールの書き方など、実践的な知識が身に付きます。(書籍の詳細はこちら:Amazonhonto

3.『明日クビになっても大丈夫』(ヨッピー著/幻冬舎

サラリーマンとしての日常に漠然とした不安を抱えている人には、ぜひ読んでもらいたい一冊です。著者のヨッピー氏は、「日本で一番数字を持っている」と言われるほどのライターです。「まずは副業から始めてみる」等、好きなことを仕事にするためのアドバイスが満載!(書籍の詳細はこちら:Amazonhonto

 

知的な表情をめざそう!

難解な本を読んでいると眉間にシワが寄るため、そちらの方が表情(筋)に与える影響は大きいような気がします。そのような理由から、私も基本的には「哲学」とか「社会学」ジャンルに分類されるような本を読むようにしています。

しかしながら、難しい本は本当に難しく、途中であきらめた本も数知れません。

一方、今日のブログで紹介した3作は「難しくてもう無理!」という悩みとは無縁ですから、難解な本が続いて少し疲れている方にオススメです。そしてもちろん、電車ではスマホばかりいじっていてあまり本を読まないという方でもサラサラっと読めてしまいます。

さぁ皆さん、たくさん本を読んで、一緒に知的な表情にめざしましょう!

それではまた、次のブログで!