話題の本.com編集部ブログVol.13『現代人にもっとも必要なスキル』
皆さんこんにちは。
話題の本.com編集部です。
梅雨入りを目前に控え、夏日が続いています。
暑くなってくると、「熱中症で救急搬送」というようなニュースが相次ぐようになりますが、今年は常にマスクをしているので、とくに危険な気がします。
熱中症対策としては、こまめな水分補給が基本になりますが、周囲に人が居ないところではマスクをずらすなどして、少しでも暑さを和らげる工夫をしたいものです。
そんなことより、夏って梅雨の後にやって来るものだったような気がするのですが、私の思い過ごしでしょうか。
日常の風景を面白おかしく捉える
さて、先日皆様に投票を呼びかけておりました『皆さんが選ぶ「梅雨にこそ読みたい、雨が印象的な本」ベスト8』の結果発表ページはご覧いただけましたでしょうか。
私は第7位の『雨の日も晴れ男』(水野敬也著/文春文庫)を読んだことがありました。
アンラッキーなことが続いても、とにかく前向きに!というメッセージが、終始軽快な文章で綴られている一冊で、読めば「まぁ、なんとかなるか」というポジティブな気持ちになれます。
著者の水野氏は、「ウケる日記」というブログでも文章を書いており、こちらはタイトルの通り「ウケる」話の連続です。ぜひ読んでみてくださいね。
※電車やバスでは読まない方がいいかも知れません。笑ってしまうので。
ブログを読み始めた頃、「水野氏はなぜ、こんなにもたくさんの爆笑エピソードを持っているのだろう」と不思議に思ったこともありましたが、よくよく考えれば、特定の人の周囲だけで面白いことばかりが起こるはずはありません。
水野氏には、何気ない日常の風景を面白おかしく捉え、読んだ人がクスッと笑えるように伝える技術があるのです。そして、その技術こそ、何かと大変なことが多い現代人にとって、もっとも必要とされるものなのではないかと感じています。
今回は、水野敬也氏の著書を3冊をピックアップして紹介します。肩の力を抜いて、ちょっと笑ってみませんか。
1.『夢をかなえるゾウ1』(文響社)
ゾウの姿をした神様(ガネーシャ)が突如現れ、主人公の「僕」に、幸せになるための秘訣を伝授していく物語です。なぜか関西弁で、ちょっとわがままな神様と、文句を言いながらもアドバイスに従う「僕」のやり取りには、思わずほっこりしてしまいます。(書籍の詳細はこちら:Amazon/honto)
2.『LOVE理論』(文響社)
伝説の恋愛マニュアルです。女性にモテるための技術について、とにかく上から目線の口調で様々なアドバイスをしてくる本ですが、不思議と不快にはなりません。もちろん、女性が読んでも楽しめる一冊です。(書籍の詳細はこちら:Amazon/honto)
3.『仕事のストレスが笑いに変わる! サラリーマン大喜利』(文響社)
あの斎藤孝先生が推薦している時点で、面白いこと決定の一冊です。大喜利+偉人の話や名言を引用した真面目な解説という構成で、サラリーマンなら「あるある」と共感しながら笑えて、ちょっと勉強にもなる作品です。(書籍の詳細はこちら:Amazon/honto)
コメント欄で笑える本を教えてください
真面目なビジネス書や哲学書、難解な小説ばかり読んでいると、鼻息が荒くなって肩に力が入り、熱中症のリスクが高まる気がします。梅雨入り前から夏日が連発している今年は、本当に危険かも知れません。
学びは尊いことですので、難しい本に挑戦し続けることはもちろん素晴らしいのですが、身体が資本です。熱中症で倒れてしまっては元も子もありませんので、5冊中1冊くらいは、息抜きに笑える本を読んでみてはいかがでしょうか。
話題の本.comでは、6月より記事下にコメント欄を設置しておりますので、ぜひ、皆さんが思わずクスッと笑ってしまった本を教えてください。私も最近は難しい本ばかりを読みがちですので、参考にします!
それではまた、次のブログで!