超熟 ヒットの理由

書籍内容
数百円の食パンに、ブランドが成立するのか?
大手量販チェーンやCVSチェーンの台頭による競争激化の中、老舗食品メーカーである「敷島製パン」が挑んだ前代未聞の商品開発とは?
本書は、食パンブランド「超熟」に係わる開発から製造、営業、そしてマーケティング戦略まで、すべてを惜しみなく公開。老舗企業の体質を改善し、月間売上30億円の同社or業界ナンバーワンのヒット商品へと導いた、敷島製パンのブランド戦略を分析したマーケティング本。
目次
第1章 ジリジリと下降線を辿る売上高
第2章 土壇場の決断で新商品を開発
第3章 「ごはん」を意識した食パン『超熟』
第4章 「食べれば分かる」営業戦術
第5章 売り場で最大効果を生む「ピラミッド陳列」
第6章 イントラメールで現場まで浸透する経営戦略
第7章 食パンにブランドは存在するのか。マーケティング手法の導入
第8章 ロングセラーを支える、ぶれない広告表現
第9章 ヒット商品が導いた老舗体質の改革
第10章 食品企業としてのあるべき姿