がん最先端治療の実力
三大療法の限界と免疫細胞療法
書籍内容
●重粒子線治療
●分子標的薬
●抗体医薬品
●免疫細胞療法 etc…
本当は何が効くのか?
その答えを、専門家に徹底取材
私の母は、がんの診断を受けてから五年間、化学療法を続け、
最後に「効く薬はない」と言われてからわずか四カ月あまりで亡くなりました。
私が化学療法について本格的に疑ってかかったのは薬がないと言われてからで、
けっきょく「おそきに失する」というありさまでした。
けれど、そのおそいスタートのなかでも、私は標準治療以外にも、最新の治療法や先進医療、代替医療など、多くの方法があることに驚きました。
母と同じように、治療法はないと言われた人が、たくさんの情報をたぐりよせて
自分なりの治療法を見つけ出していたのです。
(「はじめに」より)
患者の家族だから書けた、聞けた本当のこと。
「がん難民」になる前に読んでほしい一冊。
目次
第1章 三大療法でがんは治るのか?
第2章 最先端のがん治療―重粒子線治療と抗体医薬品
第3章 がんと免疫―日本人が知らない西洋医学
第4章 免疫細胞療法の今
第5章 がんとたたかう人々