事業承継を成功に導くM&A入門

事業承継を成功に導くM&A入門

森山保[著]

2014.10.30

1650円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

後継者の不在に悩むオーナー社長のために――
社員の雇用を維持しながら愛する会社を高く売る
「友好的M&A」の基本を徹底解説!

◆自社の適正な評価額を算出することが、高値で会社を売るための第一歩
◆投資ファンドは悪、〝ハゲタカ”ではなく、使い方次第では有利な売却先となる
◆特定1社と交渉する「相対方式」よりも「オークション方式」で高く売る
◆売り手と買い手をマッチングさせる仲介会社ではなく、売り手側だけにつくアドバイザーを選べ ……ほか

【事業承継を成功させるためのM&A入門書決定版】
後継者不足に悩む経営者が増えています。
帝国データバンクの調査に国内企業の65%が「後継者不在」と回答し、
中小企業庁のアンケートでは「事業をやめたい・廃業したい」と回答した経営者の約50%が後継者不足をその理由として挙げるなど、事態は深刻な状態です。
また、400万社近くに及ぶ日本企業の内、上場企業以外の大多数は会社オーナーが経営者であり、多くの場合後継者として選択されるのは親族です。
しかし、昨今の厳しい経営環境は親族への事業承継を困難なものにしています。
後継者不在のため廃業したいが、それでは社員を路頭に迷わせてしまう――。
そんなオーナー社長の深刻な悩みを解決する有効な手段の1つがM&Aです。
M&Aというと、バブル崩壊後に多発した大企業の合併や買収劇などのマイナスイメージや、大企業が活用する戦略であるという誤解を持つ人もいますが、実際にはここ20数年の間に案件数が大幅に増えており、中規模なM&Aが企業経営の一手法として根付いてきているのです。
本書では、オーナー社長が事業承継を成功させるための手段、また経営戦略としての有効なツールとしてのM&Aについて、
M&A後も会社と社員の雇用をしっかりと維持しつつ、創業者の利益をも確保するためのポイントや企業価値をさらに高める戦略など、
成功事例を多数織り交ぜながら詳しく解説します。
悩めるオーナー社長必読の一冊です。

目次

第1章 会社の成長は事業承継で9割決まる
第2章 事業承継の出口戦略としてM&Aが増加している
第3章 事業承継を成功させるM&Aの具体的手法
第4章 成功するM&Aは企業価値を高める戦略で決まる
第5章 事例に学ぶM&A成功の法則

著者:森山保

マクサス・コーポレートアドバイザリー株式会社代表取締役社長。東京大学経済学部卒業後、野村證券、フロンティア・マネジメントで、一貫してM&Aアドバイザリー業務を担当し、200件を超える完了案件に関与してきた。カネボウへの産業再生機構による出資などをはじめ、多数のM&A案件を手掛ける。公認会計士。米国公認会計士。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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