キーワードアウト経営

望月 直樹[著]

2024.04.23

990円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

会社を引き継ぐだけでは先はない
時代に合わせて事業をアップデートする

世の中のトレンドを事業に融合!
既存事業から新規事業を生み出す
「キーワードアウト経営」とは

経営者の高齢化を背景に、中小企業の事業継承が活発になっています。しかし、社会の変化が激しく予測が難しいとされる現代においては、後継者が単に事業を引き継いで続けていくことだけを考えていては会社の衰退を招いてしまいかねません。
後継者として会社を存続・発展させていくために何かしなければいけないと焦るものの、何をどうすればいいのか、何から手を付ければいいのか分からない――本書で紹介する「キーワードアウト経営」は、そうした悩みに答えを出す手掛かりとなるはずです。

家業のジュエリー会社を継いだ3代目である著者は、継承当時、バブル崩壊を経てすでに斜陽産業となりつつあったジュエリー業界の行く末に危機感を抱いていたといいます。そして、後継者の使命は受け継いだ会社の価値を上げ、次の後継者へバトンを渡すことだと考え、積極的な新規事業開発に取り組んできました。
会社を存続、発展させるための低成長時代の成長戦略として、何か新しいことを始めなくてはいけない――。
その試行錯誤の過程で生み出したのが、既存事業に世の中のトレンドのキーワードを組み合わせて新規事業を生み出す「キーワードアウト経営」でした。

キーワードアウト経営とは、自社の強みに「M&A」や「地方創生」といった次代のトレンドを掛け合わせることで、会社がもつ人材やノウハウなどを活かしながら新たな事業を創造するものです。
例えば、著者が経営するジュエリー事業に「M&A」というキーワードを掛け合わせることで、自社が経験したM&Aのノウハウを活かし、ジュエリー業界のM&Aコンサルティングやマッチングサポートの展開につなげることができたといいます。また、「ジュエリー×地方創生」として、宝石が山梨の地場産業であることに着目し、ジュエリーの製作工程の見学や体験ができるオープンファクトリーを設け、観光客を呼び込むことで売上拡大に成功しています。こうした掛け算の発想で次々と新規事業を生み出し、会社を発展させてきたことで、著者は会社を経営危機から救い、黒字経営を19年間続けています。
世の中の価値観が移り変わるなか、会社を次代につなぐためにアップデートしていくことは、時代の最先端に立つ後継者が担うべき使命であるというのが著者の主張です。キーワードアウト経営はそのための強力な経営手法であり、本書ではその具体的な方法と事例を紹介しています。

後継者として事業継承を迎える中小企業の経営者に向け、継承後に直面する経営課題を解決し、会社を存続・発展させるための有効な戦略を提供する一冊です。

著者:望月 直樹

株式会社ラッキーアンドカンパニー代表取締役社長。1975年生まれ。株式会社パソナを経て、株式会社リクルートにて勤務したのち、すぐに社長に就任することを条件に2004年ラッキー商会(現在社名変更)に入社、入社3カ月後に現職。19年連続黒字、ジュエリー業界というキャッシュアウトの激しい業界でキャッシュフロー経営を行い、無借金経営を実行している。早稲田大学大学院修了。趣味はゴルフ、トライアスロン。2020年から2023年まで一般社団法人日本ジュエリー協会 副会長。

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