足専門医が解説!本当は怖い足のむくみ
書籍内容
足のむくみは体からのSOS!?
心不全、深部静脈血栓症、下肢静脈瘤……
放置すると危険な足のむくみについて
「足の専門医」が徹底解説
足が重だるく感じる、夕方になると靴がきつい――
これらは多くの人が経験する足のむくみの典型的な症状です。
特に筋肉量が少ない女性に多く見られる症状で、
そのうち治るだろうと放置してしまう人が多くいます。
しかし、これらの症状は単なる一過性のものとは言い切れません。
もしかしたら健康上の重大なリスクを示しているかもしれないと著者は言います。
著者は福岡市内で足の治療に特化したクリニックを営む「足の専門医」です。
これまで数千件にも及ぶ診療を行ってきたなかで、
下肢静脈瘤や深部静脈血栓症などの重篤な疾患を抱える患者の大半が、
初診の時点でむくみの症状を抱えていたといいます。
足のむくみに潜むリスクはさまざまです。
心不全や腎不全、肝硬変といった、
放置すれば重症化し、命を脅かすような疾患が潜んでいる場合もあります。
また、むくみの原因が下肢静脈瘤の場合、
痛みによって歩行困難に陥るケースもあるのです。
著者は足のむくみを感じたら、放置せずに重大な病気の可能性を考え、
早期に医療機関を受診して検査を受けることが重要だと考えています。
本書では足のむくみの原因や考えられる疾患、治療法、そして日頃のセルフケアや生活改善について、
専門医の視点から詳しく解説しています。
足のむくみに悩む人が正しい知識をもち、早期の改善につなげるための一冊です。