7つの“デキない”を変える“デキる”部下の育て方

井上 顕滋[著]

2024.02.01

1760円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

部下の育成に悩む管理職を救う

“デキる”部下育成メソッド!

心理学・脳科学に基づいて、成長しない部下の改善点を7つのタイプに分けて分析。それぞれのタイプにあわせた適切な対処法を人材育成のプロが解説!

集中できない、協力できない、ミスをしても反省しない──。

こうした「デキない」を抱える部下に対して一生懸命指導しているのに、一向に成長しないと悩んでいるマネジメント層の人は少なくありません。管理職1,715人を対象にしたラーニングエージェンシーの「管理職意識調査」(2021年)によれば、管理職の悩みの第1位は「部下の育成」で、約半数の管理職が部下の育成に悩んでいることが明らかになっています。

著者は心理学、脳科学に基づいた人材育成・指導の独自メソッドを確立した、人材育成のプロフェッショナルです。20年以上にわたってさまざまな企業の研修に携わってきた経験から、部下の「デキない」を7つのタイプに分けて分析し効果的に改善していく方法を確立して、数多くの成果を上げてきました。

例えば、部下が「集中できない」という問題を抱えている場合、その部下に対してただ「集中しろ」と言い続けても効果がないことがあります。著者は、部下が仕事に集中できない原因には「仕事の楽しさを感じられていない」あるいは「仕事の意義や価値を理解できていない」といったことがあるため、自分の成長を実感させ仕事に楽しみを見いだせるようにすることが重要だと考えています。そのため「集中できない」部下に対しては、上司が部下の成果や成長を認めて褒めてやることが効果的だといいます。 本書では、部下の「デキない」を「集中できない」のほかに、「スケジュールを守れない」「指示やアドバイスを聞かない」「指示待ちで主体的に動かない」「ほかの社員らと協力しない」「新しいことに挑戦できない」「失敗しても反省しない」の7つに分類し、それぞれ異なる対処をすることによって改善に導くメソッドを紹介しています。またマネジメント層のマインドセットについても触れ、部下の能力を最大限に引き出せる達人になるにはどうすればよいかを解説しています。「デキない」部下を貴重な戦力に変え、部下育成に悩みを抱える人の助けとなる一冊です。

目次

はじめに

第1章 いつまでたっても成長しない……
マネジメント層を悩ませる“デキない”だらけの部下たち
上司を悩ませる部下たち
成長意欲のない部下を育てなければならないという難題
部下側は上司のことをどう思っているのか
デキない部下がもたらす悪循環
一見優秀な社員の周りで次々と発生するトラブル
マネジメントできる人数の限界
実務も部下指導も多忙をきわめるプレイングマネジャー
部下の「デキない」の原因を知ることが第一歩

第2章 なぜ、部下がいつまでも変わらないのか──。
“デキない”タイプごとに、原因を分析する
「デキない」の原因は子ども時代にさかのぼるものも
7つの「デキない」の理由を解明
──〈デキない①:集中できない〉
──〈デキない②:スケジュールを守れない〉
──〈デキない③:指示やアドバイスを聞かない〉
──〈デキない④:指示待ちで主体的に動かない〉
──〈デキない⑤:ほかの社員らと協力しない〉
──〈デキない⑥:新しいことに挑戦できない〉
──〈デキない⑦:失敗しても反省しない〉
上司が職場全体で失敗を分析する仕組みをつくっていない
ビリーフがさまざまな「デキない」の原因になり得る
母性愛と父性愛のバランス

第3章 集中できない、守らない、反省しない…
7つの“デキない”を変えて“デキる”部下に育てる
なかなか変わらない部下のタイプとそれぞれの対処法
──〈デキない①:集中できない〉
注意力が散漫で集中力が継続できない部下
仕事の楽しさや価値を感じさせる7つのポイント
褒めることで高まるエンハンシング効果
「誰かがカバーしてくれる」と信じている部下のビリーフを書き換える
──〈デキない②:スケジュールを守れない〉
スケジュールを守らない部下の思い込み
期限を守らないとどんな迷惑がかかるのかを逆の立場で体験させる
スケジュールを厳守させるためのペナルティを課す
「締め切りを守らなくてもなんとかなる」というビリーフを書き換える
親との関わりのなかでつくられた思い込みの根深さ
褒めることで部下の気持ちは一時的に楽になる
部下が安心できる環境をつくる
──〈デキない③:指示やアドバイスを聞かない〉
指示やアドバイスを聞かない部下の意外な共通点
人生において何が大切かを問う
業務委託に切り替え能力を発揮させる方法も
──〈デキない④:指示待ちで主体的に動かない〉
長いスパンで育てていくことを覚悟する
主体的に動けるようになる仕事の任せ方
「クリアリング」で部下の考える力を育てる
──〈デキない⑤:ほかの社員らと協力しない〉
頼るのは悪いことではないと理解させる
感謝や尊敬の気持ちを伝え合える関係性を築く
──〈デキない⑥:新しいことに挑戦できない〉
たとえ成功しなくても挑戦は成長をもたらす
前に進む失敗には価値がある
評価の仕方を見直すことでチャレンジしやすくなる
──<デキない⑦:失敗しても反省しない〉
反省すべき失敗と分析すべき失敗がある
他責思考から脱却させる声かけ
どんな部下でも戦力化することはできる

第4章 部下の成長は、企業の飛躍に直結する!
適切なアプローチで指導の達人を目指す
指導・育成の重要性を改めて考える
部下が心を開ける上司になるためのセルフクエスチョン
質問で本人に気づかせると次の行動につながりやすい
機能体組織としての会社
部下の能力を最大限に引き出せる達人を目指す

おわりに

著者:井上 顕滋

1970年⽣まれ。Result Design株式会社を2004年に設⽴。企業研修、経営者、経営幹部への指導実績は3000社を超える。エグゼクティブコーチ、メンタルトレーナーとしてオリンピック出場の⽇本代表選⼿や世界⼀に輝いたプロスポーツ選⼿もサポートしている。世界最先端の⼼理学および脳科学を各分野の世界的権威から徹底的に学び、⼈それぞれのもつ能⼒を最⼤限に引き出す、独⾃の能⼒開発メソッドを確⽴。クライアント企業に対する実績として「1年間で離職率8分の1」「2年間で経常利益26.8倍」「営業成約率平均31.9%UP」などがある。⾃らも経営者として30年以上の部下育成の経験をもつ。2011年に未来の成功者を育てるため、⼩学⽣を対象とする⽇本初の⾮認知能⼒専⾨塾Five Keysを設⽴。2015年には⾮営利型⼀般財団法⼈⽇本リーダー育成推進協会(JLDA)を創設し代表理事に就任。現在は特別顧問。

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