ラストワンマイルの使命

野田慎太郎[著]

2023.08.22

1758.9円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

社会、経済の発展と密接にかかわる“ラストワンマイル”
軽貨物運送のビジネスチャンスは無限大

物流の品質向上を目指す著者が
社会、経済の発展に欠かせない軽貨物運送の実態と
改善すべき業界の構造的問題に迫る

物流システムの「ラストワンマイル」を担うドライバーが安心して配送業務に
専念できる環境を整えたい――。そんな思いから著者は運送業界の常識を変えるべく、
社内改革を続けてきました。

一般的な物流におけるプロセスには、製造元から集荷し、中継地点や物流センターを
経由するなど、受取人に届くまでにいくつかのステップがあります。
ラストワンマイルとはこのプロセスのなかで最終拠点から商品を受取人のもとへ
届ける最後の区間のことを意味します。つまり、このラストワンマイルを支える
ドライバーがいなければ、受取人に荷物が届くことはなく、社会インフラにおいて
非常に重要な役割を果たしているのです。
しかし、運送業界におけるドライバーの労働環境は決して良いものだとはいえません。
重労働の割に報酬は低く、長時間労働や休日勤務も少なくありません。
そうした環境下で、交通渋滞や天候不良などのストレスを抱えながら事故なく
安全に荷物を届けなければいけない重い責任も常につきまといます。
また、劣悪な労働環境はドライバーの人手不足に拍車を掛けて運送業界全体における
大きな問題となっているのです。

もともとアルバイトとして20歳で運送ドライバーになって以降、15年以上に
わたって運送業界一筋でラストワンマイルを駆け続けてきた著者は、
自分と同じように業界の構造に苦しむドライバーを一人でも救いたいという思いから、
ドライバーが働きやすい管理体制の構築を目指して運送会社を設立しました。
そして、ドライバーの賃金アップや福利厚生の充実、次世代のドライバーを育てる
教育制度の整備など業界の常識を覆す数多くの社内改革を進めていきます。
また、中間業者を通さず委託先から直接受注することで、物流プロセスの
最も大きな問題であった多重下請け構造を回避することにも取り組みました。
こうした改革を通じてドライバーは若者を中心に増え、荷物の取扱量も増え業績は
右肩上がりを続けているといいます。

本書は、著者が考えるラストワンマイルの社会的使命とは何か、そしてその使命を
果たすために取り組んできた社内改革についてまとめたものです。
物流の品質向上を目指し、担い手となるドライバーを取り巻く環境を改善するための、
ヒントとなる一冊です。

著者:野田慎太郎

1987年大分県生まれ。自衛隊勤務を経験したあと、20歳でヤマト運輸にアルバイトとして入社。22歳で正社員登用と同時に管理職であるセンター長へ就任し幅広い業務を担当。24歳で日本郵便に転職。28歳で同社を退社し、自身を成長させてくれた物流業界に恩返しをすべくAEトランスポートを設立。株式会社AE物流と株式会社KAZEの出資者であり役員でもある。ドライバーが事故に見舞われた際に迅速な対応を可能にするため、保険の代理店を自社で運営。すべての関係者が「頼んで良かった」「やって良かった」と価値を実感できる会社を目指す。2022年11月より飲食業にも挑戦。BARAEROのオーナーでもある。座右の銘は「百折不撓(ひゃくせつふとう)」、大切にしているものは信念、プロ意識。軽貨物運送業や物流の世界の魅力を伝えるためにYouTube AEチャンネルも運営。

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