Pure 35歳、女性税理士が産廃会社を東証一部に上場させるまで

加藤恵子[著]

2022.02.22

1650円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

「この会社を上場させたい! 」
税理士のキャリアを捨て産廃業界へ
異色の経歴をもつ女性社長の、不可能といわれた上場への挑戦

ホールディングス体制の解消、社内コンプライアンスの確立、M&A……
さまざまな取り組みを経て東証一部上場を果たした産廃会社・ミダック。
ピュアで涙もろい女性社長が
産廃業界に対する世間の偏見を拭い去り、
社会からの信用を勝ち取るまでの物語!

かつて産廃業界は反社会的勢力とのかかわりにより、
アンダーグラウンドのイメージがつきまとう社会的信頼度の極めて低い業種でした。
また、ごく一部ではありますが、不法投棄や不適切な処理などを行った業者の存在が
業界全体の評価を下げ、結果として上場が困難な業種といわれる原因となっていました。
そうしたハンデを背負うなかデロイトトーマツ税理士法人出身の著者は、
創業者一族から託された上場への思いを実現させるため産廃業界へ飛び込み、
ひたむきな挑戦を続けてきました。
著者の会社は2017年の名証二部を皮切りに、
2018年に東証二部、2019年に東証一部上場を達成します。
それは税理士時代に培った経営手腕と生来の誠実さで
信頼を勝ち得たからこその成果でした。
本書では、税理士であった著者が産廃業界に足を踏み入れ
東証一部上場を成功させるまでの奮闘の軌跡を描いています。
「絶対に上場できない業種」「産廃業者=悪」といった負のイメージを拭い去った
著者の取り組みを通し、多くの経営者・同業者に経営のヒントを与えます。

目次

はじめに

序章 ピュアで涙もろい“産廃屋”女性社長の誕生

第1章 税理士という「天職」に巡り合って
独特の教育で培われた金銭感覚と自立心
厳しい父に育てられて
一本筋の通った“自慢の”父
経営者と膝を突き合わせる税理士に
母の死を機に、生き方を見直す
「ひたむき」な姿勢で多くのファンを獲得

第2章 華やかな経歴を捨て荒波へ
「不可能」といわれる上場への船出
「環境創造集団」ミダック
株式上場を決意
波乱のスタート
経営の面白さに目覚めて
税理士という「天職」を捨てて
社員たちの人柄に惹かれて
自助努力で窮地を突破!
乗り越えてきた壁
「売上高」というものさしを捨てる
不採算部門を切り捨て
「悪貨は良貨を駆逐する」業界だからこそ
リーマン・ショックで上場延期!?

第3章 ひたむきさが社員を動かす 組織再編と経理体制の大改革
リーマン・ショックで浮き彫りになった組織の“溝”
ミッションを与えて、リストラを回避
“清貧”を美徳とする社風
一世一代の大勝負
上場のための起爆剤を獲得!
自分たちで会社の価値を見極める

第4章 主幹事証券を唸らせた「超優秀」な上場を達成
名証営業マンの熱意に動かされて
慎重を期して、名証単独上場へ
「優良企業」として上場達成
名証から上場して正解だった
2年連続の上場達成
どこまでいっても“産廃業者”
3年連続の上場へ!
業界初! 東証一部上場企業の女性社長に
上場後も「変わらない」社員たち
時価総額1000億円を超える上場企業へ
今、この一瞬に集中する

第5章 ひたむきな挑戦は続く
“産廃屋”がつくる循環型社会の未来
付け焼き刃ではない「地道な活動」
公明正大な組織を維持する
SDGsを自分ごと化する仕組みを導入
長野県売木村と「持続可能な村づくり」を実現
環境意識を高める「移動式循環リサイクルカー」
市民参加を募る「ミダックSDGs応援団」を結成
行政と連携し、復旧の鍵を握る「仮置場」を確保
コロナ禍で社会を支えるエッセンシャルワーカー
エッセンシャルワーカーとしての務めを果たす
次なるステージへ

おわりに

著者:加藤恵子

愛知県出身。株式会社ミダックホールディングス代表取締役社長。
2001年に税理士登録後、税理士法人トーマツ(現:デロイトトーマツ税理士法人)などでの勤務を経て、
顧問税理士として携わっていたミダックホールディングス取締役経理統括部長に就任。
内部管理体制の整備や経営のスリム化を主導し、名証・東証一部への上場に貢献する。
2019年4月に代表取締役社長に就任し、
社会インフラを担う企業にふさわしいさまざまな取り組みを進めている。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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