彷徨える日本史 今、解き明かす「征韓論」西郷隆盛は主流かそれとも傍流か
書籍内容
西郷の“英雄像”を解体する
彷徨える日本史シリーズ 第四弾
西郷隆盛が隼人族と共に沈む姿は、
真に信頼されるべき政治家であったのか、それとも大日本帝国の軍人であったのか。
今なお謎多き「征韓論」を根底から見直し、
これからの東アジアの安寧の一助とした一冊。
歴史とは「学ぶ」ものではなく、
各々が向学心をもって「考える」べきものである。
目次
第一章 明治維新とは何だ
第二章 大日本帝国を取り巻く世界(東アジア)の環境
第三章 武家政権の外交認識と朝鮮侵略
第四章 明治六年(一八七三)政変
第五章 「征韓論」の正体