家族円満で進める事業承継成功術

書籍内容
同族経営(ファミリービジネス)に精通した税理士が豊富な事例をもとに徹底解説
ファミリービジネス円満承継のノウハウ
同族企業が事業を継続していくうえで大きな課題となるのが事業承継です。
同族企業の事業承継では経営者の交代をきっかけとして、
会社の経営権や相続財産などをめぐりトラブルが発生するケースが珍しくありません。
例えば、現経営者が長男を後継者にすることを決めていたのに、他の子どもたちから反対の声があがった場合、
家族間の争いに発展することがあります。
また、子どもの一人を後継者と決めて、自社株式を全て相続させるという内容の遺言書を残していたところ、
相続時に他の子どもたちから遺留分を主張されることもあります。
このようなトラブルを防ぐため、同族企業オーナーは、自社のビジネスを円滑かつ確実に次代に引き継ぐ必要があります。
本書では、同族企業の事業承継をトラブルなく進めるために知っておきたい知識やポイントを詳しく紹介します。
また、近時約40年ぶりに行われた相続法の大幅な見直しに関して、
事業承継対策の観点からの注意点についても取り上げました。
目次
第一章 ファミリービジネスの承継はなぜうまくいかないのか
第二章 ファミリービジネスの承継で考えるべき5つのポイント
第三章 承継を見据えて事業の健全化を図る 経営改善計画
第四章 事前の準備でトラブルを防ぐ 株式承継と相続対策
第五章 理念と文化を共有し、事業をさらに発展させるファミリーガバナンス
第六章 ビジネスの成功なくして家族の繁栄なし