図解免疫細胞療法 NK細胞でがんと闘う

図解免疫細胞療法 NK細胞でがんと闘う

藤井真則[著]

2017.05.02

1320円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

がん治療には、
がん免疫の主役「NK細胞」を
徹底的に活用する

免疫チェックポイント阻害薬が、話題となり、初めて登場する免疫治療のように説明されることもあります。
ところが、欧米では、免疫を重視する分子標的薬が90年代から登場し、今日では従来型の抗がん剤を押しのけ、主流になっています。
体内に飛び散ったがん細胞を狙い撃ちできるのはNK細胞だけ。
薬自体は、補助的な役割に徹し、免疫細胞にダメージを与えず、
特に、NK細胞の攻撃力を高めるADCC活性を作用メカニズムとするものが優先的に開発されてきました。
その本命のNK細胞を、体内から採りだし、体外培養によって、直後、増強するのが、ANK(Amplified :増強されたNK)自己リンパ球免疫療法、略してANK療法です。

本書では、他の免疫療法とANK免疫細胞療法の違いや、免疫ががん細胞を狙い撃ちするまでのメカニズムを、豊富な図を用いてわかりやすく解説します。

目次

第1章 免疫病には免疫治療を―がん治療の要「免疫細胞療法」とは?
第2章 がん免疫の主役「NK細胞」―免疫細胞の中で、がん細胞を殺すのはごく一部
第3章 本気の免疫細胞療法―NK細胞を活性化させてがんと闘う治療法
第4章 薬も免疫系が主軸―世界標準の抗がん剤は免疫中心の時代

著者:藤井真則

リンパ球バンク株式会社代表取締役社長。大阪大学理学部生物学科卒。細胞生理学、分子遺伝学を専攻。1984年、三菱商事株式会社入社。バイオ医薬品部門において主に欧米等での、新薬・診断薬・ワクチンなどの開発に参画。ハングライダー操縦中の事故による重傷とそれまでの過労が重なり、多臓器不全となり、人工心肺で命をつなぐ。1998年、国内初の経営参画型ベンチャーキャピタルの創設を担当。2004年、リンパ球バンク株式会社に投資、社外取締役となる。2007年、代表取締役社長に就任し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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