プライベートバンクの嘘と真実
書籍内容
スイスの伝統的プライベートバンク経営者が共著・取材協力!
その実態が初めて明かされる!
相続税増税や海外資産の取り締まり強化など、富裕層が持つ資産に対する捕捉は厳しさを増す一方。そんな中で注目されているのが「プライベートバンク」だ。
銀行や証券会社はプライベートバンキングやウェルスマネジメントといった部隊を設けて「富裕層のパートナー」体制の強化を標榜している。
しかし、本場スイスをはじめとしたヨーロッパのプライベートバンクと日本のそれは大きく異なるのが実態。日本では、顧客になる富裕層はもちろん、金融機関の従業員ですらもプライベートバンクの実態を理解していないのだ。
本書では、日本人としては数少ない、本場スイスのプライベートバンクとのパイプを持つ著者が、実際に現地のバンカーとタッグを組む。
日本人富裕層に蔓延しているプライベートバンクの「嘘」を看破し、「真実」とメリットを存分に伝える一冊。執筆にあたっては、現地のプライベートバング経営者に共著者として参加してもらい、全面的な協力を得た。
日本の書籍で本場のプライベートバンクの「生の声」が明かされるのはおそらく初めて。歴史に培われた本物の発想と哲学を知ってほしい。
目次
序章 増税傾向、低金利の預貯金、不安定な金融市場…資産家の不安に付け込む「自称プライベートバンク」ビジネスの嘘
第1章 日本人が知らない、本場ヨーロッパの伝統的プライベートバンクの実態とは?
第2章 伝統的プライベートバンクを形作る「人と組織」
第3章 数百年にわたって世界の富裕層から信頼され続けてきた「運用力&サービス」の秘密
第4章 実際にどのようなポートフォリオを組んでいるのか
第5章 日本人はどうすれば伝統的プライベートバンクに資産を託せるのか
終章 プライベートバンクは「一族のパートナー」である