【結果発表直前】2021年「本屋大賞」受賞作品を大予想!

話題の本.com編集部ではこのたび、21年の本屋大賞受賞作を予想する投票企画を実施。先の一次投票で選出された10作品の中から大賞受賞作を1つ予想し、その作品へのコメントを聞きました。

大賞の発表を直前に控え、この記事では投票の結果を発表します。

【調査概要】
実施期間:2021年4月9日〜4月13日
調査方法:インターネット調査
投票数:30

 

Q.2021年の本屋大賞の受賞作品を予想してください

もっとも多くの票を集めた作品は、『オルタネート』(加藤シゲアキ著/新潮社)でした。2位以降には『52ヘルツのクジラたち』(町田そのこ著/中央公論新社)、『滅びの前のシャングリラ』(凪良ゆう著/中央公論新社)が続きました。

 

「ドキドキしながら一気読み・・・」投票者のコメントを紹介

投票時には、その作品が大賞を獲得すると予想した理由や、読後の感想も聞きました。ここでは、得票数が多かった3作品へのコメントを一部紹介します。

『オルタネート』(加藤シゲアキ著/新潮社)

<投票者のコメント>
・私が高校生だったのはもう何十年も前の話ですが、 登場人物と一緒にまた高校生をやれたような気分になりました。
・もう二度こんな時期は過ごせないだろうと思っていましたが、気づけば皆と一緒に高校生活を送っているかのような、ちょっと変わった体験ができました。
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『52ヘルツのクジラたち』(町田そのこ著/中央公論新社)

<投票者のコメント>
・万人受けしやすいと思いました
・年代や性別を問わず、深く考えさせられる物語だと感じました。
・心をえぐられるような描写に息が止まりそうになりましたが、ページをめくる       手が止まりませんでした。
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『滅びの前のシャングリラ』(凪良ゆう著/中央公論新社)

<投票者のコメント>
・もし本当に地球が滅びることになったら自分はどうするか…想像しながら読むのも楽しかったです。
・「一カ月後、小惑星が衝突し、地球は滅びる」というよくありがちな設定ですが、登場人物たちの心情描写がやけにリアルで恐怖すら感じました。
・コロナ禍で大変なことになった現実の世界と重なる部分が多く、ドキドキしながら一気読みしてしまいました。
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書店員が選ぶ「本当に面白い1冊」に注目

2021年の本屋大賞は本日4月14日(水)に決定します。
(結果発表の様子はこちら

大賞作品は、向こう何年にもわたって話題の本として注目を集めることになります。話題に乗り遅れないためにも、結果発表に注目しましょう!