薄毛は医療で治す

音田 正光[著]

2021.07.30

880円(税込)

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書籍内容

老若男女、すべての薄毛の悩みを救う
半永久的に生え続ける「自毛植毛」とは!?
科学的根拠に基づいた植毛術を、専門医が分かりやすく解説

テレビや新聞、雑誌を見れば、「育毛」「発毛」をうたった商品、
サービスがあたかも効果があるように紹介されており、
ネットで検索すれば、目が回るほどの情報が溢れています。
しかし、残念ながらその多くは科学的根拠に乏しく、薄毛を治す、
つまり、「毛髪を増やす」という実効性は期待できないのが実情です。

薄毛の悩みは、もはや中高年男性限定のものではありません。
リモート映えやマスク映えを良くしたい、小顔に見せたいなど、
そのニーズは若年化、多様化しています。
しかしその対策については情報過多で、次から次へとさまざまな商品やサービスに
手を出しては挫折を繰り返してしまう人も少なくありません。

本書では、そんな悩める人の救世主となる植毛術「自毛植毛」を詳しく紹介します。
「自毛植毛」は、分かりやすくいえば“毛髪の引っ越し”。
自分の毛髪組織を移植することで、生えてほしい場所に半永久的に生え続けるのが特徴で、
その技術は年々進化し続けています。

薄毛治療の専門医として約二十数年にわたり3000人を超える患者と向き合い、
この自毛植毛を手掛けてきた著者が、自毛植毛を含めた薄毛治療の実際を、
余すところなく解説します。
変化する薄毛の悩みの傾向や、現在の薄毛対策の問題にも触れるほか、
【スペシャルインタビュー】Mr.マリックさんの実体験に基づく治療レポートも
収録しました。

目次

はじめに

[ 第1章 ]生え際や額のヘアラインを整えたい、リモート映えを良くしたい──
時代とともに変化する「薄毛」の悩み
・自信がない、人と話せない……人生に影を落とす薄毛の悩み
・薄毛は、もはや中高年男性限定の悩みではない
・コロナ禍で薄毛の悩みにも変化が
・「より美しく」──薄毛対策の新たなニーズ
・「若返ったつもりが、薄毛に⁉」美容整形の功罪
・90 年代「細眉ブーム」の反動
・薄毛対策も「自己投資」の時代に
・親子連れ、夫婦、カップルで来院──オープンになってきた薄毛相談
・薄毛は髪質や密度にも左右される
・短い抜け毛はハゲの始まり⁉
・男性ホルモンと「AGA」の切っても切れない関係
・気づきにくい頭頂部のAGA
・AGAは止められない。だから先手を
・AGA以外の、薄毛を進める原因
・「ストレスで10円ハゲ」は誤り
・多彩な要因が絡み合う女性の脱毛

[ 第2章 ]情報過多で正しい治療法にたどり着けない──
現在の薄毛対策の問題点
・情報はたくさんあるのに、“答え”がない
・間違いだらけの薄毛対策
〈シャンプーなどのヘアケア製品〉
〈サプリメント、食品〉
〈サロンなどの施設〉
〈カツラ〉
〈増毛〉
〈増毛パウダー〉
・投薬治療にも“限界”がある

[ 第3章 ]移植して生着した髪の毛は半永久的に生え変わり続ける──
薄毛の根本的解決策は「自毛植毛」のみ
・最も確実な薄毛治療、それが「自毛植毛」
・薄毛になりにくい領域から毛髪を移植する
・一度の植毛で、永続的に毛が生え続ける
・思いどおりの毛量、スタイルが一日で手に入る
・自分の組織だから、拒絶反応がない
・自然な仕上がりは術者の腕の見せ所
・手術後は、自然に生えそろうのを待つだけ
・痛みや出血が少なく、日帰りも可能
〈FUSS法〉
〈FUE法〉
・世界のスタンダードは「切らない」FUE法
・自毛植毛Q&A

[ 第4章 ]進化する植毛術
自然なボリューム感をつくることができる高密度自毛植毛法
・FUEの弱点を克服したオリジナル自毛植毛「MIRAI法」
・独自の機器開発で高密度&低侵襲を実現
〈高密度〉
〈低侵襲〉
・手術の短時間化で、さらなる負担減
・スピーディだから、生着率も高い
・難しい頭頂部への大量植毛も可能
・ロボット植毛には真似できない技術
・「ばれたくない」は切実な願い
・術式のさらなる進化──究極の“目立たない”植毛「NC-MIRAI法」
〈NC-MIRAI法 手術の流れ〉
・術式をカスタマイズして高コスパを実現「United MIRAI法」
・植毛手術後のアフターフォローについて
・アフターフォローQ&A
【スペシャルインタビュー】
超魔術師Mr.マリックさん(「NC-MIRAI法」を語る)
・50歳過ぎから「きてるかも……」ヘアケアや育毛剤も効果を実感できず
・手術を受けたという感覚もないくらい「あっという間」痛みもまったくなし
・手術翌日から、誰にも気づかれず普通に仕事。
自然の毛だから安心。これ以上の治療法はないでしょう
〈治療の流れ〉

[ 第5章 ]薄毛治療は新時代へ──
自毛植毛は科学的根拠に基づいた医療である
・顧客ファーストを貫く
・薄毛も早期発見、早期治療が大事
・植毛手術は保険診療
・日本人の髪質や皮膚に合った技術開発を
・薄毛を「治す」が当たり前の時代に

おわりに

著者:音田 正光

親和クリニック 総院長
医学博士。福島県立医科大学大学院修了後、
米国The Burnham Institute, Center for Aging and Neuroscience,Postdoctoral fellow、
日本医科大学老人病研究所等で一般外科、消化管外科、
乳腺内分泌外科の臨床、および分子生物学、分子腫瘍学の研究に約十数年従事したのち、
植毛手術を開始。
最近の10年間で、前半の約5年間はFUSS手術をメインに執刀。
症例数は1000例超、その後はFUE手術にて症例数2000例以上の実績をもつ。
平成20年、採取に動力パンチを用いたFUE手術に関する論文を執筆し、
この分野の先駆的報告者となった。
得意な自毛植毛手術は、ハイスピードメガセッション、
Super Dense Packingによる高密度移植などの最先端植毛手術。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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