書籍と交通広告は相性がいい?宣伝効果や路線別の特徴を紹介

「電車やタクシーでの書籍広告は効果的なの?」

公共の交通機関でよく見かける広告は、どのくらい効果が期待できるのでしょうか。本記事では交通広告の宣伝効果や路線別の特徴などについて紹介していきます。

ぜひ参考にしてくださいね。

書籍の交通広告は効果的なのか

交通広告とはその名の通り、公共の交通機関に掲載できる広告のことを指します。公共の交通機関とは主に下記の媒体が挙げられます。

  • 電車(新幹線)
  • バス
  • タクシー
  • 飛行機
  • 駅構内

交通広告は人々の待ち時間や移動中に何度も目に触れるため、ターゲットに大きなストレスを与えずに反復して訴求できます。

また、利用者の属性や地域が絞りやすいため特定のターゲットに対する宣伝が可能です。さらに書籍の場合は駅構内にある書店への導線づくりを工夫することで、より利用者の購買意欲を掻き立てることができるでしょう。

【路線別】電車広告にある本の特徴

交通広告の中で、広告接触の絶対数が多いのは電車です。

さらにタクシーや飛行機に比べてエリアも絞りやすいというメリットがあるため、交通広告を検討するのであればまずは電車での広告から取り入れると良いでしょう。

この章ではJRや東京メトロなど利用者の多い路線をピックアップし、それぞれの特徴をまとめました。

JRに関しては路線数が100を超えるため、JR山手線に絞って紹介していきます。

JR山手線における本の広告

JR山手線の乗車駅や料金などは下記の通りです。

乗車駅29駅
主要駅(乗車人員の多い駅)※1新宿、池袋、東京、渋谷、品川
料金例※2中づり:1週間掲出で1,990,000円〜

※1:各駅の乗車人員 2022年度
※2:キクコトOOH

新宿、池袋、東京、渋谷、品川、原宿など都心でも特に利用者が多い駅に停車するJR山手線。

有楽町や品川周辺には一流企業のオフィスも多く、高収入の会社員や意識の高い経営者が乗車する路線と言えるでしょう。

また渋谷や原宿など流行が集結しやすい地域にも停車するため、10〜20代の乗車率も高くなることが予想できます。

そのため経済・政治・自己啓発などのビジネスマン向けのジャンルから、美容・コミックエッセイなど若い女性向けのジャンルまで幅広い書籍の宣伝に効果的だといえるでしょう。

東京メトロにおける本の広告

東京メトロの乗車駅や料金などは下記の通りです。

路線数9路線(180の駅)
主要路線(乗車人員の多い駅)※1池袋、大手町、北千住、銀座、新宿、豊洲、新橋
料金例※2南北線まど上:2週間掲出で138,000円〜南北線中づり:1週間掲出で250,000円〜

※1:各駅の乗車人員ランキング2022
※2:メトロアドエージェンシー

9つの路線があり180駅に乗車する東京メトロ。

南北線や銀座線で乗車する銀座、表参道、青山一丁目、麻布十番には高級マンションや高級店が多いことから、経済力がある人の乗車率が高くなることが予想されます。

そのため経済や政治系はもちろん、アートや教養系ジャンルの書籍広告にも向いていると考えられるでしょう。南北線であれば10〜20万円で掲載できるため、比較的検討しやすい料金といえるでしょう。

京王線における本の広告

京王線の乗車駅や料金などは下記の通りです。

乗車駅32駅
主要駅(乗車人員の多い駅)※1新宿、初台、幡ヶ谷、笹塚、代田橋、明大前
料金例※2中づり:1週間掲出で760,000円〜※おためし割あり

※1:1日の駅別乗降人員
※2:株式会社京王エージェンシー

八王子から新宿を結ぶ京王線は、都心だけでなく東京の郊外にも停車します。京王線は、利用者に対し広告への関心度や興味について調査したデータがチェックできます。

なお、新規または過去2年間申込みがない場合は20%割引で掲載できる「おためし割」も用意されているため、初めて交通広告を利用する人も検討しやすい路線だと言えるでしょう。

>>京王線エリアの特徴を見る

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まとめ

  • 交通広告とは電車やバスなど公共の交通機関に掲載できる広告のこと。人々の待ち時間や移動中は何度も目に触れるため、ターゲットに大きなストレスを与えずに反復訴求できるのが特徴。
  • 交通広告は利用者の属性や地域が絞りやすいため、特定のターゲットに対する宣伝も可能。
  • 交通広告の中で広告接触の絶対数が多いのは電車なので、まずは電車広告から実践するのがおすすめ。
  • 交通広告とWEB広告を併用することで、より効率的な書籍プロモーションが期待できる。