統合失調症患者と家族が選ぶ
社会復帰をめざす認知矯正療法

統合失調症患者と家族が選ぶ 社会復帰をめざす認知矯正療法

髙橋太郎/中込和幸[著]

2017.03.23

1320円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

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書籍内容

統合失調症は、数ある精神疾患のなかでもとりわけ深刻な病と思われています。しかし、近年の医療技術の進展にともない、優れた治療薬が開発された結果、今では病気と上手に付き合いながら生活している人も少なくありません。統合失調症を患ったとしても絶望する必要はない時代となったのです。症状が改善されると、次にめざすのが社会復帰です。
しかし、この「症状の改善」と「社会復帰」の間には、依然として大きなハードルが立ちはだかっています。では、統合失調症の患者さんの社会復帰は不可能なのかというと、決してそのようなことはありません。近年、アメリカで生まれた「認知矯正療法」が統合失調症の社会復帰に大きな効果を期待できることが明らかになってきました。その具体的な手段は様々ですが、日本では専門医の指導のもと、週2回パソコンを使ったトレーニングを繰り返す「NEAR(ニアー)」が主流となってきています。これにより、病気によって損なわれてしまった注意力、集中力、記憶力、処理速度、問題解決力などといった認知機能が回復し、スムーズな社会復帰が実現できるのです。本書では、統合失調症の患者さんの社会復帰を後押しする、認知矯正療法の詳細について、当院で行っている実際の治療の様子などにも触れながら紹介していきます。さらに、治療の効果を高めるメンタルケアや患者さんとの接し方などについても具体的に解説します。

著者:髙橋太郎/中込和幸

■髙橋太郎
医学博士。医療法人高仁会理事長、川口病院院長。長年にわたって統合失調症を中心とした精神疾患の治療に携わる。2016年より統合失調症患者の社会復帰を後押しする認知矯正療法「NEAR」の導入をいち早く開始。昭和大学医学部精神医学教室兼任講師、精神保健指定医、日本精神神経学会精神科専門医・指導医、公益社団法人日本精神科病院協会日本精神科医学会認定指導医、日本精神科医学会認定認知症臨床専門医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

■中込和幸
医学博士。国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所所長。帝京大学講師、昭和大学助教授、鳥取大学教授などを経て2015年より現職。日本自殺予防学会、日本薬物脳波学会、日本神経精神薬理学会、日本臨床精神神経薬理学会、日本生物学的精神医学会、各理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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