相続財産は法人化で残しなさい
書籍内容
資産家いじめの税制を乗り切る相続税対策の決定打
日本の税制は、今、法人の税負担を軽くして企業の動きを高め、その代わりに個人の資産家から税収を得る方向へ動き出しつつあります。まさに資産家いじめの税制が訪れようとしているのです。
そのような中、相続財産の中でも約50%を占めるといわれる不動産を有効活用し、さらに賃貸経営を法人化しなければ、相続すべき財産がただの税金の塊と化してしまいます。
そこで本書は、財産を法人化して所有し、生前に次世代へと財産の分散を図り、多額の相続税を回避する方策を解説します。「個人では経費にできないものが、法人では経費にできる」「賃貸収入を妻や子へ給料として支払い、贈与税を払うことなく、財産を移転する」などなど、法人の様々なメリットを最大限に生かした節税策の数々。個人の財産を専門に守り続けてきた税理士だから教えられる、相続税対策の秘策が一冊に凝縮されています。
目次
第1章 相続税対策は不動産に関する税法の理解から始まる
第2章 これからの相続は法人化で乗り切る
第3章 ビジネス的視点で財産を残す
第4章 法人化後にできる節税対策
付録 税務署OBしか知りえない税務調査の実態