中小製造業 逆転のブランディング
書籍内容
「ふるさと納税」返礼品としての人気をきっかけに
ニット製品が大ヒット!
短期間で売上1.5倍を実現した
カシミヤニットメーカーの経営者が明かす
消費者の購買意欲をかき立てる
製品ブランディングの秘訣
日本の「ものづくり」は、国内はもとより世界から高い評価を受けています。
しかし、その高品質な商品がその価値に見合った金額で取引されているかというと、そうとは言えません。
本書では、日本の中小製造業が抱える「よいものを価値に見合った価格で売る」という課題を解決するためのヒントを、失敗談も交えた著者の経験を軸にお伝えしていきます。
目次
第1章 高品質なのに低価格 ジリ貧状態に追い込まれる日本の中小製造業
―アパレルメーカーで目の当たりにした「売り込み」ができない実態
第2章 消費者は「モノ」ではなく「ブランド」に対して財布を開く
―作るだけの下請けから脱却し、自社ブランドの確立へ
第3章 少ない生産量、手間のかかる製造工程 「弱点」を逆手にとることで独自のブランディングを実現する
―「高品質の商品」+「付加価値」を「作る」+「売る」戦略の誕生
第4章 広告展開・メディア露出に頼らずヒット商品を生み出すEC時代のPR戦略とは?
―商品への信頼感が広まった「ふるさと納税」返礼品への選定
第5章 機能性・品質以外の付加価値を生み出すことこそ、製造業「逆転」の条件
―「ふるさと納税」でブランドの基盤を強化し、目指すは世界のマーケット