「相続破産」を回避する 地主の生前対策
書籍内容
「高すぎる財産評価」と「低すぎる換金性」
対策なしの不動産の相続が家族を破滅させる!
2015年1月から実施された相続税増税により、「資金が足りずに税金が払えない」「不動産を手放すしかない」という人が急増しています。
不動産の売却によって納税資金を用意できればいいものの、
「隣地との境界問題が解決できず、売るに売れない」「使い道のない遊休地に買い手がつかない」など、
不動産を手放すことができないまま「相続破産」に陥るケースも多いのが実情です。
このような事態を避けるためには、相続人が納税資金を十分に用意できるよう事前に対策を講じておくことが不可欠。
本書では、相続および不動産に関する資格を多数所有し、多くの地主の相続対策をサポートしてきた著者が、
不動産の財産評価を下げる方法、そして不動産の換金性を高めるノウハウを徹底解説します。
目次
第1章 不動産にかかる多額の相続税が家族を「相続破産」に追い込む
第2章 「高すぎる財産評価」と「低すぎる換金性」が納税資金不足に陥る原因
第3章 不動産の適正評価でムダな課税を回避することが生前対策の第一歩
第4章 「賃貸利用」「特例適用」で相続税評価額をさらに下げる手法
第5章 買い手がつかない、赤字しか生み出さない「お荷物不動産」を生前に手放す方法
第6章 境界線の明確化、越境物の処理―相続後の売却に備える「権利関係」整理のポイント
第7章 節税と納税資金の確保で「相続破産」を回避した実例