中小製造業の社長が知っておきたい 会社の売り方

中小製造業の社長が知っておきたい 会社の売り方

浅岡和彦[著]

2016.04.30

880円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

新書

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書籍内容

後継者不在、熾烈を極める競争、大手企業の寡占…
自らが大事に守り育ててきた工場は廃業に追い込まれるしかないのか?
製造業M&Aに精通したコンサルタントが教える
自社の技術と従業員を守りつつ圧倒的高値で売却する方法――

日本の中小製造業は高度経済成長期に日本の経済を支えてきたが、
大手製造業のグローバル化、IT化 や技術移転による アジア諸国の追い上げにより転廃業が相次ぐなどかつてない難局の中にある。
そんななか、事業承継期を迎えても子どもに「承継させたくない」、子どもも「承継したくない」と考えるケースが増えている。
承継できない場合、事業を廃業するか売却することになるが、中小製造業のM&Aは、設備や技術の評価が難しく、売却額の査定が低くなりがちだ。
しかし売り手の強みや買い手とのマッチングを正しくすれば、思わぬ高値がつく可能性は大きい。
本書では製造業を知り尽くしたコンサルタントが、小さい工場でも高値で売却する方法を伝授する。

目次

第1章 後継者不在、人材難、苛烈なグローバル競争 中小製造業廃業へのカウントダウンはすでに始まっている
第2章 優れた技術があっても単独で生き残るのは至難の業 拡大・成長を続ける大手企業の前でなすすべはないのか
第3章 磨き抜かれた技術と熟練従業員を守る「M&A」という選択肢
第4章 工場の強みを訴求して圧倒的高値で売却する方法
第5章 高値売却に成功した中小製造業M&Aの実例6
第6章 M&Aで従業員だけでなく、家族、仕入先、顧客を守り、経営者としての責務を果たす

著者:浅岡和彦

1966年愛知県生まれ。横浜国立大学経営学部卒業後、株式会社デンソーに入社。人事部門、事業企画部門を担当。また、在職中に税理士資格の取得にもチャレンジし、取得。2002年会計事務所を開業。2006年コンサルティング部門であるASAKビジネスコンサルティング株式会社及び資産管理・不動産部門であるASKA財産コンサルティング株式会社を設立、代表取締役に就任。会計業務のみならず人事、事業企画、事業計画、戦略立案、事業F/S、原価計算・人事制度の構築、システム導入などあらゆる経営課題に対応し、法人から個人のお客様に至るまで、さまざまなニーズにきめ細かいサービスを提供している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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