富裕層のための海外分散投資 [増補改訂版]
書籍内容
国際税務、会計のプロが教える資産防衛の極意
世界で2番目に「金持ち」が多い国、日本。
現金、預貯金のまま資産を保有し続ける傾向が日本の富裕層の特徴であった。
そんな日本の富裕層の投資スタイルに、最近、大きな変化が現れ始めている。
「資産防衛」と「相続対策」の観点から、資産の一部を海外資産で保有する「海外分散投資」が本格化しているのだ。
しかし、海外投資には固有のリスクも少なくない。
とりわけ、国際的な税務リスクについては一般向けの解説書がないこともあり見落とされがちであるが、対応を誤れば大きな損失につながりかねない。
本書では、国際税務の専門家という立場から、海外投資の基本的な知識や海外と日本における国際課税の仕組みやルールなどがわかりやすく解説されている。
目次
第1章 海外に視線を向け始めた日本の富裕層
第2章 資産防衛のための海外分散投資
第3章 日本に居ながら海外で資産を守る方法
第4章 知っておきたい海外投資にまつわる税金
付録 海外投資に対する課税