老後の財産は「任意後見」で守りなさい
書籍内容
誰もが認知症になる可能性があるなか、自分の生活と財産を守るにためにはどうしたらいいのか。
財産トラブルの予防策「任意後見」の手続き
・高齢による判断能力の低下で、財産を失ってしまう危険は高い。特に認知症患者は財産トラブルに遭いやすい。
・65歳以上の高齢者のうち、5人に1人が認知症という時代がやってくる。
認知症は誰にとっても他人事ではない。
・判断能力が低下する前に、財産を守る方法として活用できるのが「任意後見」制度だ。
・「任意後見」では、自分の財産の使い方を契約によって細かく取り決めることができ、自分らしい老後を過ごすことが可能になる。
本書では任意後見制度のしくみと手続き、また適切な任意後見人の選び方を中心にまとめる。
目次
第1章 5人に1人が判断能力を失う「認知症700万人時代」が到来した
第2章 認知能力低下が引き起こす「財産トラブル」の恐ろしい実態
第3章 「任意後見」を利用して、老後の財産を管理する方法
第4章 「任意後見」と併せて使うべき「死後事務委任契約」「遺言」の活用術
第5章 老後の具体的な計画を組み、自由な余生を手に入れる