低成長時代を生き抜く中小企業経営9カ条
書籍内容
売上が減る、働き手が減る。
経営困難な時代をいかに生き残るのか
低成長時代に中小企業が長く存続し、発展していくための方法を9カ条にまとめて解説します。
著者は50年にわたって地方の企業を支えてきたベテラン公認会計士。
人口減少に伴って発生する問題点を軸として、固定費を下げる、人材を確保する、
税務調査を乗り切る、法改正を利用するなどの観点からノウハウを提供します。
国内市場が縮小し、労働者人口が減っていくばかりの苦難の時代に指針を示す一冊。
人とキャッシュを残す経営戦略を立てなければ、低成長時代において勝ち残ることは不可能だということです。
そのために欠かせないのは財務・会計の数字に基づいた自社の「強み」と「弱み」の客観分析です。
「しまむら」や「マミーマート」など、勝ち残る会社の経営者は、おしなべて財務・会計のことがよくわかっています。
彼らは決算書に並ぶ複雑な数字を読み解き、その結果を分析して将来の経営戦略を組み立てています。
また、戦略的に経費を使ったり、優遇税制を活用したりすることで、低成長時代が抱える様々な問題やハードルをクリアしていきます。(「はじめに」より抜粋)
目次
第1章 人口減少、内需縮小―対応が後手に回ると、瞬く間に会社は失速する
第2章 資金調達力・収益力を倍増させる「戦略会計」
第3章 人材確保・市場拡大に役立つ「お金の使い方」
第4章 仕組みを知れば、先手先手で対策を打てる「税と法の知識」
第5章 低成長時代こそ、中小企業が成長するチャンス