地方弱小でも、勝てます

伊丹 一晃[著]

2022.03.02

1650円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

「中小零細企業」×「IT技術」
地方中小企業はECサイトと社内のデジタライゼーションで
ニッチトップを狙え!

衰退する地方経済のなかにあって、岡山の広告制作会社はなぜ成長を続けられるのか?
本書ではECサイトの活用や生産工程の見直し、圧倒的な低価格路線を打ち出しながら、
10年間で約10倍の売上アップを実現した地方企業のニッチトップ戦略を
明らかにしていきます。

激しい人口減少と地方経済の疲弊により、
地方に立地する中小企業の多くが存亡の危機にあります。
特に、旧態依然としたビジネス構造が目立つ製造業や建設業のような
第二次産業においては、
地方だけを相手にしていたらマーケットは縮小するばかりで売上は落ちていきます。
同業他社も同じ課題に対して必死になっており、
生半可な改革ではコストに見合うだけの成果を得ることは望めません。
しかし「地方」「弱小」でありながら
デジタル技術を駆使して全国に顧客を創出することは可能です。
著者が経営する「小さな印刷会社」では、
独自の製品をインターネット販売することにより国内トップシェアの座を獲得し、
10年間で約10倍の売上アップを実現しました。
本書では「地方」でも「弱小」でもアイデアと戦略で業界一人勝ちができるビジネスの
ノウハウを余すところなく語り、悩み多き企業経営者に躍進のヒントと希望を与えます。

目次

はじめに

プロローグ

第1章 地方・ニッチ・低単価・非効率・アナログ・小ロットの6重苦
ないものづくしの中小零細企業
少子高齢化で衰退する地方の中小企業
「人口オーナス」により進む負の連鎖
Eコマースが地方中小企業の未来を決する
売上規模を拡大できないニッチ市場プレイヤー
低単価で非効率、脱却できない下請け構造
30年経っても変わらないアナログな世界

第2章 地方からでも全国を相手に商売できる!
ECサイトの運営をきっかけに
「地方」「ニッチ」「低単価」の弱みから脱却
自宅近くのオンボロ一軒家から始まった闘い
それはDXの原点だった
カタログ販売でぶつかった壁
JCで得たもの
カタログ販売をインターネットでやる
イタミアートがEコマースに目覚めた日
新旧の営業スタイルが併存する
自動販売機をたくさん設置すればいい
Eコマースのメリット・デメリット
Eコマースの弱点
デジタルの力
デザイナー目線で勝負する
インターネットの世界を研究し尽くす
特徴ある地方のニッチ産業はEコマースで全国営業ができる
ECサイトが「下請け構造」も脱却させる
ホームページがイタミアートの進むべき道を決めた

第3章 「非効率」「アナログ」「小ロット」
煩雑な社内業務を
デジタライゼーションで解決
ECサイトのライバル会社がIT化推進の原動力
いたちゃん、やればできるのに!
根拠のある成長
マーケットサイズを考える
コストリーダーシップ戦略
こまやかなマーケティングとホームページの内製化
受注が増えれば人件費も増える
「カート」決済システム「ドリームパック」の開発
独自のITシステムを続けるために研究開発に投資する
社員の2割近くをシステム開発にシフト
非対面、オンライン、営業の完全自動化を目指して

第4章 全自動生産システムの独自開発で
より速く、より安く、よりニーズに応えた
商品の生産を実現
外注に頼っていた製造を内製化する
もう一度印刷会社に戻り、「ものづくり」企業へ
資金を印刷機械に集中投資する
主力商品をのぼり旗に絞る
のぼり旗の内製化でコストを切り詰める
地方で勝つためのEコマース×ITによる効率化×全自動生産システム
人材の不足は効率化と自動化で補えばいい
会社の未来を担う人材を見つける
4つの強み「小ロット」×「多品種」×「短納期」×「低価格」を実現する
EC販売に向いている商品でニッチトップを取るイタミアートの戦略
主力商品を中心とした横展開で顧客ニーズに応える
価格破壊で業界に革命を起こす
小ロットクライアントの声
その他のお客さまからの声
なんでもいいから「一番=キング」になる
業界で先行しているものから学ぶ
企業成長のためのリスクヘッジ
ユニクロ方式~世界中から安くて良質なものを調達する
海外からの調達で原材料の調達コストをカットする
有名企業と競合しながら
価格破壊を繰り返して絶対王者への道

第5章 「弱小」という現状に甘んじるな
~時代を先読みした事業改革で
ニッチ産業の圧倒的トップ企業に
イタミアート起業の前史
現在のイタミアートにつながる「学び」
香港での投資が攻めの経営の原点
Kさんと行うSDGs戦略
弱小を克服する地方中小企業の人材戦略
組織を大きくするメリット
ニッチの分野でナンバーワンになる習慣づくり
自分を鍛える~JCと日創研での活動
二世経営者のなかに入った「違和感」
この人たちと競合したときに、自分を選んでもらえるのか?
企業のシンボルになる経営者
後発のプレイヤーが常識を変える

エピローグ

おわりに

著者:伊丹 一晃

1970年生まれ。岡山県出身。大阪市立大学卒業。
2015年、大阪市立大学大学院創造都市研究科アントレプレナーシップ研究分野修了。
1990年に専門学校卒業後、出版社に入社。1999年に有限会社イタミアートを設立する。
自社の主力商品でもあるのぼり旗を扱うライバル会社を直接訪問し
社長から経営のアドバイスをもらうなど、積極性に富んだ行動と素早い意思決定、
IT技術を駆使したシステム開発などにより、
2億円だった売上を10年で20億円以上にまで伸ばしている。
「IT×ものづくり」を武器に、岡山から全国を元気にするため、
商売繁盛請負人として全国の事業成長を牽引している。
2004年に株式会社イタミアートに組織変更し、現在は15店舗の自社ECサイトを管理・運営している。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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