もうけを生み出す中小企業の知財戦略

書籍内容
中小企業は独自の技術やアイデアをもっと生せば
大企業と渡り合える様々な成功事例をもとに知財からもうけを生み出すポイントを解き明かす
優れた技術やアイデアを持ち、権利化しながらも、肝心の利益につなげられていない中小企業は多い。
しかしこれからは、価格競争力や製品開発力で大企業に劣る企業は、知財を戦略的に活用できなければ生き残れない。
そこで本書では、知財部などのリソースを持たない中小企業が、どうすれば知財戦略を立案・実行できるのかを解説する。
ニッチな市場を狙った技術開発と権利化、ライセンス料で稼ぐための権利化、他社の知財を活用した製品開発など、各企業の強みによって知財の活かし方は多彩。
具体的な成功事例をもとに、もうけを生み出すポイントを明らかにする。
目次
第1章 優れた技術があっても知財で稼げない中小企業の現実
(知識不足・経験不足で活用が進まない中小企業の知財;中小企業が訴訟を起こしても勝てない、利益にならない ほか)
第2章 知財戦略は商品を開発する前からすでに始まっている
(戦略性に欠ける中小企業の知財活用;経営者の知財意識の低さも問題のタネ ほか)
第3章 成功事例から学ぶ、知財を経営資産にする中小企業の戦略
(ライバル企業を特許権取得で圧倒する―越後製菓;製品の開発前からビジネスモデルを考える―エルム ほか)
第4章 知財戦略はアウトソーシングで強化する時代へ
(中小企業の知財を強くする4つのステップ;中小企業の知財活動のチェックポイント ほか)