超高齢社会の日本を支える地域支援型多機能歯科診療所

岡本 佳明[著]

2024.03.13

990円(税込)

幻冬舎

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書籍内容

小児から高齢者、障がい者まで
地域住民すべての口の健康を守る!

地域の歯科医院と総合病院や大学病院をつなぎ、
高度な治療ニーズにも対応
「地域支援型多機能歯科診療所」の意義と役割を徹底解説!


 食べる、話す、呼吸するなど、生きるうえで欠かせない役割をもつ口の健康を保つことは、
健康寿命の延伸が叫ばれている現代において、最重要課題の一つだといえます。
そのため、口腔機能の維持を担う歯科医の役割もこれまで以上に重要視されています。
単にむし歯などの治療を行うだけではなく、生涯自分の歯で食べられるようサポートし、
乳幼児から高齢者、全身疾患や障がいをもつ人まで、
さまざまな患者の状態を考慮して適切な治療を提供することが求められているのです。
しかし、実際にそのような対応ができる歯科医院の数はまだまだ足りていないのが現状です。

 この問題を解決するために、各医療機関の連携(医科歯科連携、病院―診療所間の病診連携、診療所同士の診診連携、多職種連携)により機能を相互補完し、
患者の多様な治療ニーズに対応しようという取り組みが進められています。
そして、こうした動きのなかで期待されているのが、
地域の歯科医院と総合病院や大学病院をつなぐ役割を担う「地域支援型多機能歯科診療所(医療機関)」です。
地域支援型多機能歯科診療所とは、歯科専門医による専門的な歯科診療や訪問歯科診療、全身麻酔や全身管理が必要な患者の歯科診療などを行う医療機関です。
地域の歯科医院では対応できない全身麻酔下による集中歯科治療などを受け持つことで、各病院の負担を軽減する役割を担っています。
 地域支援型多機能歯科診療所では、歯科医師や歯科衛生士だけでなく多職種が連携しながら診療することができるため、
専門性の高い治療を提供することができます。

 著者は広島県安芸郡で約130人のスタッフを擁する歯科医院の院長を務めており、
日本歯科医学会が提唱する地域支援型多機能歯科診療所のモデルケースにも選定されています。
 そこで本書では、著者の医院での具体的な取り組みを例示しながら、
地域支援型多機能歯科診療所の意義と果たすべき役割について解説しています。
今後ますます重要性が増す歯科医療の未来について考えるきっかけとなる一冊です。

著者:岡本 佳明

医療法人社団湧泉会 ひまわり歯科 理事長・院長
福岡歯科大学卒業後、熊本での勤務医経験を経て、1999年、出身地である広島県安芸郡海田町にユニット3台で開業。2010年に現在のクリニックに移転。人口減少や高齢化が進む地方都市にあり、また歯科医師や歯科衛生士の医療スタッフの確保でも不利な状況のなか、「女性のライフスタイルを踏まえた職場環境づくり」と「地域貢献やコミュニティ化」をキーワードに、これからの歯科医院経営のモデルの一つとなる、先進的な取り組みを実践している。2016年11月、「障がい者歯科エリア」「小児矯正エリア」をつくるために増築。現在ユニット22台、スタッフ数約130人という多職種の働く歯科医院を運営している。そのほか、書籍の共著や各種勉強会の講師など幅広く活躍している。

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