M&Aコンサルタントという仕事
書籍内容
“一流のM&Aコンサルタント”に求められるのは
高い知力と圧倒的な行動力──。
業界別のM&A動向、ディールの実態、キャリアプラン……
ストーリーで学ぶM&Aコンサルタントの仕事
本書はM&Aコンサルタントという仕事について、ストーリーと解説ページで
まとめたものです。
今、M&A市場は活況を呈しており、2021年のM&A件数は4280件を数え、
過去最多となりました(レコフデータ調べ)。この背景には、国内外の投資会社が
日本企業を積極的に買収しているほか、事業承継の件数が伸びていることが挙げられます。
このような現状においてM&Aアドバイザリー(M&A仲介)を手掛ける企業も増加
しており、それに伴いM&Aコンサルタントを目指す人も増えています。
M&Aコンサルタントの仕事は、企業のM&Aに関する相談に乗り、実行までのフローを
支援することです。売り手、買い手の企業価値を高めることがミッションであり、
業務内容は企業や業界の調査・分析、M&Aの戦略立案など多岐にわたります。
著者は自らM&Aアドバイザリーの会社を立ち上げ、2022年には第三者機関から
「IT・デジタル領域のM&A成約支援件数 No.1」の認定を受けるなど、IT・デジタル
領域に特化した数多くの案件を手掛けてきました。
著者は、“一流のM&Aコンサルタント”になるためには売り手、買い手両方の企業を
深く理解し、M&Aのプロセス全体に責任をもって取り組むことが必要だと考えています。
なぜなら、M&Aのプロセス全体にコミットし一気通貫で手掛けることで、
最大限の効果を生み出すM&Aスキームを考えることができ、
顧客のニーズにより深く応えられるからです。
本書は、失敗を繰り返しながらM&Aの真のメリットを理解し、
一流のM&Aコンサルタントに成長するまでの主人公のストーリーに加え、
業界別のM&Aの動向やディールの実態などについても、
解説ページで詳細をまとめています。
M&Aコンサルタントの仕事に興味をもつ人にとって、
一歩を踏み出すきっかけとなる一冊です。