人材を磨く経営 中小企業は社員の個性を活かして伸ばす
書籍内容
粗削りでも構わない!
ひとつでも光る個性があれば徹底的に磨いて伸ばす!
20年で社員数300名、グループ年商100億円を達成させた
物流商社代表が実践する人材採用と育成方法
「人材採用」および「人材育成」は、多くの中小企業経営者にとって悩みの種です。
一般的に優秀とされる高学歴の人材などは大手が囲い込んでしまい採用そのものが難しい
のに加え、ようやく採用した人材を定着させ、戦力として育成するのは至難の技です。
こうしたなか本書の著者は、「中小企業においては将来、成長する可能性のある原石を
見つけて採用し、『人材を磨く』ことに注力すべきだ」と主張します。
粗削りでもいいので一つでも光る個性を見つけ、その個性を伸ばすことに経営者
自らが率先して取り組むのです。
著者は2002年に物流商社を創業し、約20年間で社員数300人、年商100億円の
企業グループに成長させました。起業当初は中途採用のみでしたが、2011年から
新卒採用を開始して人材を磨くことに注力したところ、会社の売上は目に見えて
伸びました。学歴も性格も入社に至った背景もさまざまで、いずれも非常に個性的ながら、
会社の成長を支える人材に育っているといいます。
本書では、中小企業における人材採用と人材育成の基本的な考え方を整理したうえで、
著者が行ってきた「可能性を秘めた人材の見極め方」や「人材の磨き方」について
解説します。採用の基準や面接時の具体的な取り組み、個性を伸ばすための独自のルール
や仕組みなどが盛り込まれています。
会社の成長を支える原石をどうやって見つけ、そして磨くのか――
人材確保に悩む中小企業経営者にとって、課題解決のヒントとなる一冊です。