生命予後が劇的に改善するセルフ透析

櫻堂 渉[著]

2021.07.30

1650円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

治療に縛られた生活から脱却し
長く健康に生きる
透析患者のための新たな選択

「透析をしているのに、いつも体調が優れない」
「食事や水分の制限がつらい」
「透析中はただベッドに寝ているしかなく、その長い時間が苦痛」
人工透析患者の多くは、こうした体調不良や生活上の不都合を
抱えながら施設に通い続けなくてはいけません。
透析時間をコントロールし、透析患者の体調を改善に導く「進化型透析」、
それが「セルフ透析」です。

透析患者の苦痛を取り除き、健康寿命を延ばすために、
透析医療分野を専門とする経営コンサルタントである著者が医療関係者と連携、
開発したのが、「セルフ透析」という新しい透析スタイルです。

透析患者が感じる不満や不都合の原因は主に、
医療機関主導で固定された透析時間とスケジュールにあります。
「セルフ透析」は、施設に設置された機械等を使い
患者自身が透析行為を行うというもので、
自分の体調や都合に合わせて透析プランを立て、実行できることが特長です。
時間の融通が利き、頻度もコントロールできるため、
自分に本当に必要な量の透析が可能となります。
充分な量の透析が実現すれば、透析直後の体調不良や、
水分や食事制限も緩和されることになるのです。

本書では、この「セルフ透析」の詳細や、
それをサポートする施設透析について詳しく紹介します。

自分で透析のタイミングや時間をコントロールすることで、
健康はもちろん、心と体の自由を取り戻す――。
透析患者が自分らしくアクティブに生きるための選択肢が広がる一冊です。

目次

【目次】
はじめに
第1章 「週3回×1回4時間」は〝最低限〟
日本で当たり前の透析治療が
患者の健康寿命を脅かす
・疲弊してクリニックから出ていく患者たち
・まるで映画の野戦病院
・透析で受けるストレス
・これでも「日本は透析大国」⁉
・増え続ける透析患者数
・腎機能は回復不可能。透析は不可避だからこそ「生活の質向上」を目指す
・「週3回×1回4時間」では、生活の質は上がらない
・効率重視の「ベルトコンベアー透析」で施設の利益が優先される現実
・個人差が考慮されない「おしきせ透析」が患者を苦しめる
・はたして「透析はこういうもの」だろうか

第2章 つらい食事制限からの解放、合併症リスクの軽減
QOLが高まる透析治療とは
・「ブルーな週明け」の正体
・〝元気で長生きできる〟透析の指標「HDP」
・高HDPがもたらす健康結果とは
・服薬が減り、体調も改善。日常生活への意欲が湧く
・透析中のつらさは、高HDPの透析で改善できる
コラム 透析患者の就労状況

第3章 自ら透析行為ができれば、
効率的に透析時間を確保できる
自由と健康を手にする新たな治療スタイル「セルフ透析」
・「在宅血液透析」にこれからのヒントがある
・理想は患者主導「自分ファースト」の透析
・「セルフ透析」のメリット
・透析施設で、セルフスタイルをとるべき理由
・個々人の体格や体調、ライフスタイルに合わせた透析スケジュールを
・患者主体の透析は健康結果を生む
・自分の人生は人任せにしない
・「セルフ透析」は「医療の質」「経営」「患者のQOL」の三方良し
【「セルフ透析」Q&A】

第4章 通院自由、チェア型透析、
アプリによる透析効率のチェック……
「セルフ透析」をサポートする施設透析
・体調が改善すれば、生きる意欲も湧いてくる
・海外の透析医療機関で受けた衝撃
・セルフ透析をサポートする施設構想
・「設備の整ったきれいな施設」だけでは不十分
・透析施設選びのポイント
・理想を形に――日本初のセルフ透析施設をプロデュース
・透析技術の習得は、IoTの活用で効率良く確実に
・動画を活用した「カスタムメイド研修」で習熟度UP
・スマホアプリで透析効率を「見える化」
コラム 「4象限」の統合で未来の透析施設をつくる

第5章 「セルフ透析」で健康を手に入れ、
人生を長くアクティブに
・医療に依存しない透析で、健康も人生も自己設計する
【セルフ透析体験者の声①】
完全隔日を実現。体調の波がなくなり
仕事のパフォーマンスが向上─Aさん(30代 男性)
【セルフ透析体験者の声②】
「自分で透析」は人生の成果。
合併症の不安をなくし意欲的に生きたい─Kさん(50代 男性)
・年間672時間が取り戻せる
・自立が自由を生む
・「治療の仕方は自分で選べる」という認識をもつ
おわりに

著者:櫻堂 渉

医療経営戦略、経営改善、ヘルスケア・マネジメントのエキスパート。
株式会社システム総合研究所(病院システム開発研究所)で事業統括部長を務め、
基幹病院の基本構想、システム設計、経営改善業務を手掛ける。
外資系企業において透析施設コンサルティング部門を設立。
2001年、医療経営戦略研究所を立ち上げる。
透析医療施設の戦略立案、建築デザイン、経営改善業務などを手掛ける。
2003年、透析施設専門サイトを開設(透析検索.com)。
2006年、病院マネジメントを請け負うalba lab株式会社を設立。
2008年、当時日本初となるオールチェア式の透析施設「田端駅前クリニック」を開設。
2015年、夜間透析を専門に行う「東京新橋透析クリニック」を開設。
2020年8月、日本初のセルフ透析施設「Self care Dialysis Center(SDC)」 を開設。
慶應義塾大学大学院経営管理研究科(MBA)経営学修士、
元日本大学大学院グローバルビジネス研究科医療戦略担当非常勤講師、日本薬科大学客員教授。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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