ストーリーで分かる オークションで不動産を高く売る方法

露木 裕良[著]

2022.05.02

990円(税込)

幻冬舎

新書

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書籍内容

早く確実に売り切りたい
物件情報を広範囲に発信したい
市場価格より高値で売却したい
売主の希望を最大限叶える不動産売却方法とは――

物件を高く売りたい――不動産を所有している人であれば誰でも思うことです。
しかし不動産仲介業者に任せきりにした結果、思うように高く売ることができなかった
という話が後を絶ちません。
そこで本書では、物件の価値を高め、オークションで不動産を高値で売却する方法を
徹底解説します。

不動産を売却するにあたって多くの人は、不動産について自分で勉強したり、
不動産仲介業者の比較を十分に行ったりすることがありません。
逆によくあるのは、査定価格の高さなど表面的な理由で業者を選び、
売却までの手続きを丸投げしているケースです。
そして結局「思っていた価格で売れなかった」となるのです。
売主の心強い味方となって売却のサポートを行うのが不動産仲介業者の役割ですが、
正真正銘の「売主の味方」になっていないことが多々あります。
不動産売却を丸投げした結果、
悪徳業者に騙されて安値で売却してしまった人も少なくありません。
本書では、不動産売却のスタートラインを「不動産仲介業者に相談する」
に設定するのではなく、もっと広い視点でとらえることを提唱します。
不動産を売る前提ではなく、貸すことや手直しすることも選択肢の一つであり、
不動産仲介業の専門家よりもお金の専門家に相談したほうが
売却前後の処理や税金面などで得をすることもあります。
インターネット全盛の現在では、
個人でもオンラインで不動産を売却できるプラットフォームを探すこともできます。
不動産の客観的な価値を分析したうえで、
納得のいく売却を達成できる道はたくさんあるのです。
本書は登場人物たちのやり取りを中心としたストーリーで売却の流れを追いつつ、
実例やデータなどを取り入れた解説にて知識と対策を身につけることができる一冊です。

目次

はじめに
第1章 不動産仲介業者の悪習
相続した実家に出た「家の精」
一括査定に潜むリスク
「高く売れますよ! 」は甘い罠
不動産仲介業者が気にするのは自分たちの利益だけ
業界にはびこる悪しき習わし「双方代理」
売主はなぜ仲介業者の「いいカモ」にされてしまうのか
第2章 不動産仲介業者はこうして売主を騙す
担当営業からの予想外の提案
「1(ワン)、2(ツー)、3(スリー)」で大儲け
「担当者の9割は素人」と思え
良い担当者と出会うための4つのポイント
勝手に安値で売られてる⁉
仲介業者は、儲けのためなら手段を選ばない
短期間でたくさんの業者と会うリスク
急であっても急がない
高齢者を食い物にして荒稼ぎ
無責任な体質はなぜ生まれるのか
第3章 不動産の「価値」を高めてから売る新発想
マイホームを手放したい上司
プロに直接相談するという選択
自分の不動産の、いいところってなんだろう?
「売却」ではなく「土地利用」という視点をもつ
不動産の真の価値を知ろう
売却プランニングの意義
税金のプロが売却後の処理もサポート
「売る」ために「買う」!
自分で地上げ⁉
最終的に「売らない」という決断も
「価値を上げ自分で売る」こともできる
相続に伴う「税」に関するよくある失敗事例
第4章 不動産をさらに高く売るために
不動産オークション、スタート!
やり取りが目で見える不動産オークション
売主と買主の利益を最大限にする
入札方式でどこよりも高く買ってくれるところへ
オークションで際立つ売却計画書の効能
買主候補工務店の内見
買手を知ることが高値売却の第一歩
買手の不安を取り除くたった一つの大切なこと
売主は最強の営業マン
第5章 不動産売買は新しい時代へ
別れ
おわりに

著者:露木 裕良

一般社団法人「不動産売却支援ネット」理事長
「不動産高く売りたい.com」サイト運営
神奈川県出身。1985年大学卒業後、ハウスメーカーの現場監督として就職。
1989年建設業を起業。
独立以後、木造住宅、分譲住宅、店舗、造成土木工事、アパート、マンションなど
2000棟以上を建築し、住宅に係るすべての事業を経験。
2004年より「新築大家さん」を開始。
著書に『不動産を「高く売る」ために知っておきたい大切なこと』(現代書林)、
共著書に『不動産投資は儲からない』(ジュリアン)がある。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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