活路は「海外」にある! V字回復を実現する「究極の事業再生術」

中澤 敏和[著]

2021.08.02

880円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

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書籍内容

“事業再生のエキスパート”が解説
米中経済戦争、消費税増税、コロナショック……
中小企業が令和不況に打ち勝つための処方箋

コロナ禍は、今後もしばらく続く可能性があります。
そうなれば、苦境に直面する中小企業が続出することは想像に難くありません。
実際、売上が大幅に下落し、国の支援をすでに受けていても、
資金繰りに頭を悩ませている経営者は少なくないはずです。
(中略)経費を節約するだけでは長期化したコロナ禍の根本的な解決にならず、
真綿で首を締められているような状態が続くことは避けられません。(「はじめに」より抜粋)

国内では需要がなくなった商品やサービスを抱える中小企業でも、
活路を「海外」に見出せば再生は十分可能です。
ただし、単に日本の商品やサービスを海外に展開するだけでは不十分で、
V字回復を実現するには押さえておかなければならない知識やポイントがあります。

2000年以降、日本では企業再生や海外進出についての公的な仕組みが整えられており、
これらの仕組みを上手に活用するのが再生への近道です。
また、海外に進出するにあたって、
再生計画をどう作成すれば融資を引き出すことができるのかについても触れています。

グローバル化の発想とノウハウをもつことは、中小企業が厳しい時代を生き抜くうえで
大きな武器と力になるはずです。
本書では、企業再生や海外進出について、具体的にどんな仕組みがあり、
どう活用したらよいのかを詳しく解説します。

目次

はじめに

第1章 迫り来る“大倒産時代”
あなたの会社は持ちこたえられるか
右肩上がりで増え続ける“コロナ倒産”
売上が減少した企業は7割を超える
コロナ禍は人々の雇用も奪った
リーマン・ショック、東日本大震災によって受けた打撃は今も続いている
人口減少で内需は減少、新たな売上獲得の戦略がなければ座して死を待つのみ
ITの進化のなかで取り残された日本経済は地盤沈下している

第2章 苦境に陥った中小企業にも活路はある
既存の商品、サービスを「グローバル」に展開して生き残る!
国内では賞味期限が切れた商品・技術・サービスでも
海外にはまだ十分マーケットがある
コロナ禍のなかでこそグローバル化を試みることが可能
日本商工会議所もコロナ禍の危機を打開するため中小企業の海外進出を重視している
TPPが海外進出の追い風になる
コロナ禍のなかでも前進するTPPの動き
海外進出を後押しするための事業を国が始めている
最大で2000万円の補助金を受けられる事業も
多種多様で幅広い事業が補助金を受けている
コロナ禍だからこそ海外展開が重要であることを国も認識している
海外進出のステップに応じて支援機関から多彩なサポートを受けられる
「日本の魅力」を事業化すれば官民ファンドからの資金も得られる
今は無理でもチャンスをうかがい続けることが大切
海外進出を果たした中小企業の実例
グローバル化のためにビジネスモデルを抜本的に見直す必要はない
巣ごもり文化における世界的な個々の日本文化の見直しの高まり

第3章 海外進出でV字回復を実現! 中小企業、起死回生の仕組みとは――
再生の戦略として海外市場が注目されている
日本の再生マーケットは2000年代に成立した
窮境に陥った企業の選択肢には私的整理と法的整理がある
私的整理の仕組みとしては事業再生ADRと特定調停が活用されている
法的な再建型手続には民事再生と会社更生がある
生産型手続には破産と特別清算がある
再生エコシステムを活用して多くの企業が再生を遂げている
指摘再生の公的な担い手としての中小企業再生支援協議会など様々なサポート期間がある
地域経済活性化支援機構の前身は日本航空を再建したことで知られている
整理回収機構も企業の再生を手掛けている
天災でダメージを受けたときには経営改善支援センターが費用を負担してくれる。
公認会計士、弁護士、中小企業診断士ら再生のプロが手助けする
リスケジュール、DDS、DESなど多彩な再生の手法がある
第二会社方式ではグッドとバッドを切り分ける

第4章 成功のカギは海外パートナーにあり
グローバル市場を切り開くパートナーシップの築き方
“日本ブーム”を背景に日本企業への注目度は高まっている
日本ブームの背景にはビジット・ジャパン・キャンペーンの成功がある
コロナ禍でも日本に対する関心は失われていない
海外からの日本への投資が拡大している
中小企業であっても海外からの投資を得られる可能性が高まっている
海外スポンサーと対等な関係でパートナーシップを結ぶ
海外進出先は慎重に吟味する必要がある
第一のお勧めはEU諸国とアメリカ、イギリス
台湾やアセアン諸国も進出先として有望
英語の通じる国々
参考例の紹介I(オニツカのケース)
あなたは目をくり抜かれるわよ
アメリカで販売を開始、売上はとんとん拍子で伸び続ける
現地を知り尽くしたパートナーと手を結んだからオニツカは成功した
日本では厳しい和菓子店もアメリカ進出で復活できる可能性がある
参考例の紹介II(シャープのケース)
鴻海の支援を受けて負の遺産を一掃する
鴻海とシャープはウィンウィンの関係を理想的な形で築いた
パートナーは同業他社がベター
言語が通じたことも成功のポイント
海外パートナーから見た日本の中小企業の改善ポイント

第5章 グローバル化には金融機関の支援が不可欠
有志を引き出す再生計画のつくり方
一昔前、金融機関は中小企業のグローバル化に無関心だった
現在、地域金融機関の間で中小企業の海外展開を後押しする動きが強まっている
金融機関が中小企業を支援する成功事例が続々と生まれている
国際協力銀行の支援で海外進出を果たした地方のカレーチェーンも
グローバル化のスタートは事業計画の作成から
デューデリジェンスでは改善すべき点は直近の窮境要因の分析が大きな柱になる
事業基盤がなければ事業計画の策定は不可能
事業計画には暫定計画と抜本計画の2種類がある
経営者が自ら身を切る覚悟がなければ事業計画はまとまらない
事業計画は金融機関の担当者が稟議書を書くための材料となる
グローバル化支援の専門家によるモニタリングのポイントは?
再生に対するスタンスは金融機関によって異なる
再生のゴールは「正常先」

第6章 グローバル化を推し進め、令和不況に打ち勝て
グローバル化が遅れている中小企業には大きなチャンスが広がっている
コロナ禍で日本の商品・技術・サービスを世界で展開する動きも
中小企業でも海外から役員を受け入れるのが当たり前になる
これからの経営者にはファイナンス力を身につけることが求められる
グローバルな世界で求められているのはDCF法の発想
アフターコロナ時代に問われる世界各国との付き合い方
海外企業と提携して国内マーケットの掘り起こしを行うという選択肢も

おわりに

著者:中澤 敏和

株式会社ブレストパートナーズ代表取締役、
公認会計士、税理士、認定経営革新等支援機関
アーサーアンダーセン東京、米国(オハイオ州コロンバスおよびシンシナティ)、
中華人民共和国(北京)各事務所において
現地法人・銀行支店の監査・コンサルティングに従事。
東京での財務アドバイザリー部門立ち上げに参画した後、
PwCFAS、KPMGあずさ、アビームM&Aコンサルティング、EY新日本を経て
現在に至るまで投融資に関わるアドバイザーとして、事業分析、デューデリジェンス、
事業計画策定、資金繰り、企業価値算定、VC/PEファンド組成・運営・投資、
M&A及びPMI助言等、多岐にわたる分野で金融機関や公的機関、VC/PEファンドなど
さまざまな顧客にグローバルな視点から助言を行い、
数多くの中小企業の経営改善・構造改革を実現してきた。
現在は、クロスボーダーM&A、税務など国境を越えた日本企業のサポートも幅広く手掛けている。

ネット書店

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