孤高の挑戦者たち 明治10年創業、ベアリング商社が大切にする経営の流儀

孤高の挑戦者たち 明治10年創業、ベアリング商社が大切にする経営の流儀

加藤清春[著]

2020.12.25

1650円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

コロナ過で加速する「大廃業時代」。
経営者には早急な改革と決断が求められる――。
第二次世界大戦、バブル崩壊、東日本大震災……。
あらゆる困難を乗り越えた老舗専門商社の経営者が語る、
ゆるぎない理念と経営戦略とは。

2017年秋に経済産業省が発表した試算の前提は、
2025年までに経営者が70歳を超える法人の約3割、
個人事業者の約6割が廃業するというものです。
そこに、今回の新型コロナウイルスにより史上最大級の不況に見舞われています。
こうした厳しい経営環境に対し、
多くの中小企業からは
「あまりに想定外のことが次々起こる」
「どこから手を付けていいか分からない」
といった声が聞かれます。
しかし、経営環境の変化はこれからさらに激しく、
またスピードを増していくと思われます。
今こそ変化を恐れず、
変化に耐え得る経営基盤を構築しなくては生き残ることはできません。
本書では、そのような中小企業経営者に向けて、
著者がいかにしてあらゆる困難を乗り越え、変化を先取りしてきたのか。
その軌跡を振り返りつつ、ゆるぎない理念・経営戦略を紹介します。

目次

第1章 鍋釜の鋳造からベアリング商社へ転身 明治時代から続く老舗商社の「挑戦者魂の礎」
第2章 プラザ合意による超円高 倒産寸前に生まれた「全員経営」という活路
第3章 バブル崩壊後、大不況を迎えた日本経済 社員総出で挑戦した新ビジネス「アルミ製品加工事業」
第4章 海外事業の展開、農業用LED事業―開拓し続けた新たなビジネスチャンス
第5章 新社屋から始まる挑戦者たちの第二幕

著者:加藤清春

1956年1月1日、愛知県生まれ。1978年、大学卒業と同時にベアリング専門商社である鍋清が新たに設立した子会社の光清商事に入社。小径ベアリングの営業(主に新規開拓)に携わる。1983年、鍋清へ転籍。1985年ごろからMG(マネジメントゲーム)とマイツールの導入を進め、いち早く戦略思考とデータ分析手法を全社に浸透、定着させる。営業本部長等を経て、1999年に社長就任。2001年からアルミ製の安全カバー、安全柵の製作に取り組み、新たな事業の柱とする。2020年、新社屋が完成。

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