仕事を成功に導くゴルフの心得

菅原祥元[著]

2022.02.14

990円(税込)

幻冬舎

新書

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書籍内容

ビジネス成功の秘訣はゴルフにあった!
ゴルフコース初心者が、「また行こう」と誘ってもらうために
必須の知識、マナー、心構えとは――。
「ビジネスゴルフ」歴20年の税理士法人代表が解説。

ゴルフの世界はほかのスポーツと比べ、初心者には極めてハードルが高くなっています。
初心者が仕事でゴルフに誘われたとき、どんな心構えで臨み、プレー中には何を意識し、
マナーをどう守り、どのように振る舞えばよいか。
本書で紹介する心得を実践すれば「次」につながるゴルフができるようになるはずです。
(「はじめに」より抜粋)

「接待ゴルフ」──
そんな造語が生まれるほど、いまやゴルフというスポーツは
コミュニケーション手段の一つとしてビジネスシーンに浸透しています。
ゴルフにおける攻めと守りの発想、リスクの取り方など、
その人の本質がよく分かるという特徴により、互いの信頼関係を築くためのツールとして
活用されるようになったことが大きな理由です。
そのため、ゴルフがきっかけでその後のコミュニケーションが円滑になることはよくあり、
プロジェクトが一気に進むことも、あるいは顧客が増えることも十分にあり得ます。
ただし、とりあえずゴルフを始めるだけでビジネスの成果につながるかといえば
そう簡単なものでもなく、ルールやマナーが細かく定められているうえに、
一緒に回る人や前後の組に迷惑を掛けないようにプレーする必要があります。
たとえゴルフ初心者で、コースに初めて出る人であっても、
知っておくべき最低限の知識を学び、プレー中のポイントを押さえておけば、
ビジネスゴルフを成立させることは確実にできます。
スコアや技術にこだわってコースに出ることをためらう必要はありません。
本書では、ビジネスチャンスを逃すことなく、
相手から「また行こう」と誘ってもらうための基本的なルールやマナーなどを紹介します。

目次

はじめに

第一章 なぜ、「ゴルフで仕事がうまくいく」のか?
経営者に、ゴルフ愛好家が多い理由
ゴルフは、人間性が最も表れるスポーツ
ゴルフには、仕事の要素が詰まっている
ゴルフ上手は、仕事もできる
ゴルフは、自分をアピールする絶好のチャンス
コツさえ押さえれば、初心者でもできるビジネスゴルフ
スコアよりリズムだ!
初心者ゴルファーが知っておきたい、ゴルフ豆知識1
「ゴルフのルーツとは」

第二章 ゴルフコース初心者が最低限押さえたい――「マナーの心得」
初心者の壁となる、複雑なルールやマナー
まずは「ゴルフ用語」を覚えよう
初心者が最初に知っておくべき、12のルール
基本ルールその1 「OBのペナルティ」
基本ルールその2 「暫定球を打つタイミング」
基本ルールその3 「ボールを探す時間の目安」
基本ルールその4 「ペナルティエリアの救済措置」
基本ルールその5 「アンプレヤブルの救済措置」
基本ルールその6 「カート道での救済措置」
基本ルールその7 「再ドロップが必要な場合の措置」
基本ルールその8 「障害物のなかには、取り除いていいものがある」
基本ルールその9 「自分のプレー前に、同伴者が使ったクラブの番手を聞くと2打罰」
基本ルールその10 「間違って他人のボールを打ってしまったら」
基本ルールその11 「バンカーの特殊ルール」
基本ルールその12 「グリーンの特殊ルール」
あらゆるゴルファーが必ず守るべき、8つのマナー
基本マナーその1 「ゴルフ場では、ドレスコードを守る」
基本マナーその2 「スロープレーは厳禁」
基本マナーその3 「ミスはごまかさず、不正はしない」
基本マナーその4 「ほかの人のショットの邪魔をしない」
基本マナーその5 「安全に配慮する」
基本マナーその6 「コースを小まめに整備する」
基本マナーその7 「バンカーは、ショット後に平らに均す」
基本マナーその8 「グリーンでは走らない」
気配り上手と思われる行動をとる
初心者ゴルファーが知っておきたい、ゴルフ豆知識2
「日本とアメリカのゴルフ事情」

第三章 ビジネスゴルフは前日からの備えが肝心――「準備の心得」
ゴルフクラブ、最初は何をそろえるべきか
必ず使うゴルフアイテムも用意
練習場の値段の相場を知る
まずはボールを打ってみよう
練習場には、どれくらい通うべきか
万一に備え、「ゴルフ保険」に入る
コースを調べ、話題を用意しておく
ゴルフには、いくらお金をもっていけばよいか
交通機関は、できるだけ電車を利用
どういう自分を演出したいかあらかじめ考える
どのくらいのスコアで回るといいのか
当日のプレーまでの流れを知る
ラウンド前の練習はパターのみ
初心者ゴルファーが知っておきたい、ゴルフ豆知識3
「打数の呼び方と、その由来」

第四章 大事なのはスコアでも飛距離でもなくリズム! ――「ショットの心得」
ただ、リズムよくスイングするだけでいい
イメージトレーニングに励む
ミスショット後、気持ちを切り替えるコツ
自分なりのマネジメントを意識する
自分の得意な状況にもち込む
使うべきティーグラウンドの目印は、白色のティーマーカー
自分のボールのメーカーとナンバーを常に確認
ティーアップの際は「でべそ」に注意
どんなときでも、素振りは1回まで
力を抜きつつ、リズムを保つ
ティーショットがOBなら、ローカルルールを活用
次打のクラブを持ち歩き、きびきび動く
一生懸命に、かつ楽しくプレーする
「とにかく手前から」を意識する
打ったボールが見つからないときは
長いサイレンが鳴ったら、すぐに避雷小屋へ
初心者ゴルファ―が知っておきたい、ゴルフ豆知識4
「ゴルフ場にある施設と、利用時のマナー」

第五章 目配り、気配りで気持ちよくホールアウト! ――「グリーンの心得」
バンカーでのチャレンジは2度まで
アプローチは、グリーンのどこかに乗ればいい
グリーンに乗ったら、まずはボールをマーク
ピンは抜くべきか、抜かざるべきか
「パットイズマネー、ドライブイズショー」
グリーンエッジに置いたクラブは必ず回収
言い訳をせず、今の実力を受け入れる

おわりに

著者:菅原祥元

1966年生まれ。税理士。税理士事務所勤務ののち2001年に税理士登録。
2005年に独立し、菅原祥元税理士事務所開業。
その後、2009年に税理士法人エスティマネジメント、
2018年に税理士法人SEASTmanagement代表社員となる。
ゴルフとの出会いは、2002年。
仕事でゴルフコースに出るときに必須の知識を豊富にもち、マナーにも精通している。

ネット書店

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