唯一無二の会社の魅力を引き出す弊社ダシ屋と申します

吉田 誠吾[著]

2022.07.25

1650円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

ブランディング成功のカギは
会社や社員からにじみ出る「おダシ」にあり⁉

ユニークな戦略「ダシトレ」で
採用支援や企業ブランディングする
「企業や地域のおダシ屋」の物語

広告会社だったインビジョン株式会社が「企業や地域のおダシ屋」に変わるまでの
自社ブランディング過程をはじめ、採用支援やブランディングを手掛ける会社のなかでも
一風変わった地位を確立・成功するまでの軌跡をストーリー仕立てでつづります。
おダシ屋といっても厨房で昆布やカツオを煮出しているわけではなく、
クライアントである企業や地方自治体からにじみ出てくる人間味「おダシ」を引き出し、
それを活用しながら採用支援やブランディング、地域プロモーションを手掛けています。
両思いになったクライアントとはとことん付き合い、
楽しく働くことをモットーとしている同社発信の異色のビジネス本ですが、
企業の魅力を創出するためのヒントが詰まった一冊です。

目次

はじめに

第1章 人が採れない、戦略が曖昧
パッとしないブレブレ企業
忠恕、濃い目で
上司夫妻から送られた本気のエール
ショボい場所からスタート
“置きにいかない”、低めのタックル
死を覚悟したから得た悟り
広告代理店が淘汰されていく時代
レーダーから消える新卒採用
炭酸の抜けたホームページ
ちっとも届かない、経営戦略
そうだ、合宿に行こう

第2章 未来の経営陣と、腹を割って6ヶ月
わたしたちって、“おダシ屋”だ
富士山頂で自社の正体を問う
ブランド≠クリエイティブ
Twitterで、八百屋さんからの営業DM
いたじゃん、まさかのストラテジスト
まずは言葉の再定義
プロジェクトの肝は義憤
置いてけぼりなペルソナ
企業や地域のおダシ屋
おダシとアク取りの黄金比
ようやく整ったホームページ

第3章 ブランディングの成長痛
あり方とやり方のすれ違い
狼煙を上げた、おダシ祭り
俺の配属、日本沸騰屋
世界観、オフィスに注入
勘情屋からのSOS
ダシの素の乱
顧客体験一本串
おダシ十ヶ条
ブランドに生命を宿す

第4章 まどわされちゃいけない
大切なものは変わらない
憎らしいほど嫌いな3C分析
マグマなんだよ、マグマ
ビジネスと道徳のバランス
根本的な能力って何?
気持ちはいつも炊き立ての白ご飯
作用、反作用
熱力学第二法則
働くエンタメコミュニティ構想
要は己がご機嫌であれってこと

第5章 ブランドと戦略がつながった
集客も採用もご機嫌な組織
ラブレター作戦
おダシセミナー開宴
新規受注獲得単価が11万円から3.6万円に(305%改善)
夜のお菓子、春華堂
日報も採用コンテンツ
インターンコミットプログラム
採用率10倍
西日本新聞社と資本業務提携
兵庫県庁×豊岡市役所
起業家育成プログラム

第6章 人間らしいチームづくり
おダシ経営実践プログラム
「ダシトレ」誕生
おダシ経営3D
文化を言葉に、好き108
おダシ採用戦略フロー
腹を割る選考
想いをカタチにした内定式
我が子、HRハッカー
一本串ハザードマップ

おまけ おダシ検定(簡易版)

おわりに

著者:吉田 誠吾

1977年生まれ。東京都出身。大学卒業後にリクルート系の広告代理店に入社。
2008年にインビジョン株式会社を設立し、求人広告代理業をスタートさせる。その後、採用マーケティングへと事業をシフトさせ、2018年にはHRテクノロジーを活用したクラウド型採用管理システム「HRハッカー」をローンチし、採用支援サービスを大幅拡充。さらに同年、地方創生メディア「フレッジ(現:ダシマス)」の事業を譲受して地方創生事業にも進出。2020年には大胆なブランディングを実施し、自社を「企業や地域のおダシ屋」と名乗る。現在、企業や地域が本来持つ個性を「おダシ」と呼び、それを独自のノウハウで引き出しながらユニークな採用支援と地方創生を行っている。

ネット書店

  • https://amzn.to/3f3Yc6Z

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