「依存症」から立ち直るための本

「依存症」から立ち直るための本

地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪精神医療センター[著]

2019.12.25

1430円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

誰もが発症する可能性のある「依存症」
正しく知ることが、回復へ導く一歩になる

薬物、アルコール、ギャンブル……特定の何かに心を奪われ、欲求が抑えられなくなる病気「依存症」。
依存症になってしまうのは「精神的に弱いから」「意志が弱いから」。
このように思う方は少なくないでしょう。
しかし実はそうではなく、依存症に悩む人の多くは「このままではいけない」と分かっています。
ただ、病気のせいで自分が依存症であると認めることができずに症状が進んでしまい、
一人で立ち向かうことの難しさから、何度も同じ過ちを繰り返してしまうのです。
一方で、少しでも早く治療につながれば回復が早くなることも事実です。
そのためには、本人だけでなく、家族や友人など周囲の人たちにも、依存症についての正しい知識を持ってもらうことがとても重要です。
本書では、そんな依存症の正しい知識や治療法をはじめ、その後の生活を支える情報をお伝えします。
一人でも多くの人が「自分も回復できるかもしれない」と勇気を持って、回復への一歩を踏み出すための後押しとなることを願っています。

目次

第1章 仕事、人間関係、子育てのちょっとしたつまずきが…「依存症」は誰でもなる可能性がある病気
第2章 そもそも「依存症」とは?趣味との決定的な違いは「自己制御」ができるかどうか
第3章 小さなことからコツコツと―ゆっくり確実に回復を目指す「治療」と「回復プログラム」
第4章 再発の壁を乗り越えるために家族や社会のサポートを得ながら社会復帰を目指す

著者:地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪精神医療センター

1926年に大阪府立中宮病院として開院(病床数300床)。
2006年より「地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立精神医療センター」として稼働。
大阪府域の基幹精神科医療機関として、措置入院・緊急措置入院・応急入院などの行政的医療や精神科救急医療を行うとともに、民間医療では対応の困難な医療、児童・思春期、医療観察法関係等の専門医療など、精神科医療の先駆的役割を果たす。
大阪府の依存症専門医療機関に選定されており、薬物依存患者のための回復プログラム「ぼちぼち」をはじめ、アルコール依存症、ギャンブル依存症の回復プログラムを実施。
依存症治療の拠点として、地域の医療機関や支援団体、自治体などとの連携を図りながら、患者の回復に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ネット書店

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