名医の情熱 がん手術のトップランナーたち

名医の情熱 がん手術のトップランナーたち

宇山一朗[著]

2019.08.02

1540円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

ダビンチ手術のトップランナーが語る
神の領域に挑むがん治療

革命的な手術支援ロボット「ダビンチ」。
このロボットにより、がん手術は劇的な変化を遂げ、これまで人間の手技では不可能であった難易度の高い手術も行えるようになりました。

手術後の傷はわずか数センチ、術後翌日には歩くことができ、わずか1週間後に退院できるなど、患者にとって大きなメリットをもたらしています。
また手術後のQOL(クオリティ・オブ・ライフ)も飛躍的に改善しました。

藤田医科大学病院では国内でもいち早くダビンチを導入、患者の負担が軽くなる手術法の開発に取り組み、本邦初の手術をいくつも成功させています。

本書では、ロボット手術の可能性に挑む、同病院の4人の医師たちの医療観や手術にかける思い、そしてロボット手術によって健やかな生活を取り戻した患者たちの様子を紹介します。

【コンテンツ】
●3センチの傷一つで済む、新たな手術法
●1ミリ単位で血管を縫い合わせる超絶手術
●わずかな傷で肺がんが治る時代に
●膀胱を摘出しても排尿機能を維持
●いよいよ始まった、肝臓のロボット手術
●ロボット手術で、日本のがん手術は変わる

目次

第1章 テレビでも話題。ダビンチ手術と、そのトップランナーたち
第2章 不可能に挑む、肺がん手術のマエストロ 須田隆
第3章 QOLの維持に懸ける信念 白木良一
第4章 肝臓がんにダビンチで立ち向かった男 加藤悠太郎
第5章 日本における胃がん手術の大革命 宇山一朗
第6章 ダビンチ手術の名医と出会うためには

著者:宇山一朗

藤田医科大学病院総合消化器外科主任教授。医学博士。徳島県に生まれる。1985年岐阜大学医学部卒業、慶應義塾大学医学部外科学教室入局。2006年、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)消化器外科教授。同年、王貞治の胃がんの腹腔鏡手術を執刀し、話題となる。ロボット手術の第一人者であり、術者の育成にも尽力している。2019年4月末までにロボット手術だけでも胃がん400件、食道がん100件、肝臓がん50件、膵臓がん35件以上を執刀。腹腔鏡胃がん手術に至っては1000件以上の経験を持つ。スーパードクターとしてマスコミにも多数出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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