令和時代 薬剤師生き残りの処方箋

令和時代 薬剤師生き残りの処方箋

山名登[著]

2019.06.18

1540円(税込)

幻冬舎メディアコンサルティング

単行本

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書籍内容

遠隔服薬指導の解禁、仕事を奪うAIの進化……
薬剤師として君はどうキャリアを築くのか<? br>これからの時代を生き抜く「薬剤師の在り方」とは

近年、薬剤師を取り巻く環境は大きく変わろうとしています。
かつて薬剤師は人材として“引く手あまた”の状況にあり、
薬局やドラッグストアをはじめ、医療機関や公の機関、新薬の開発業務受託機関など、就職先は多岐にわたっていました。

しかし、ここ数年ではこうした状況も変化しつつあります。

薬科大学や薬学部の新設にともなう入学定員の増加が、薬剤師の供給過剰につながっているとも指摘されています。
さらに、薬学部が6年制になったことが未就職者の減少や就職率の向上を後押しし、需要と供給のバランスを崩しているとの見方もあるのです。

しかも今後は、病院の統廃合や薬局間のM&Aにより、薬剤師が働く現場が収縮していくといわれています。
また、AIやIoTの活用により、人に頼らない医療の推進も加速するでしょう。

本書では、薬剤師の供給過剰が予想される未来において、
これからの薬剤師に必要なモノ・コトについて詳しく解説していきます。

目次

第1章 供給過剰の薬剤師、雇用のミスマッチによる高い離職率 キャリア形成に悩める薬学部生
第2章 リストラが相次ぐ大手製薬会社、中小調剤薬局の廃業、激務・薄給の病院薬剤師 薬剤師の未来はドラッグストアの店員だけなのか…
第3章 唯一無二の薬剤師となれ!令和時代に求められる薬剤師の資質
第4章 これからの時代は明確なキャリアビジョンが必須 生き残る薬剤師になる「キャリアプランの描き方」
第5章 先輩薬剤師たちはこうして理想のキャリアを実現した事例

著者:山名登

1966年生まれ。株式会社デー・ピー・シー代表取締役。京都薬科大学卒業後、早くから調剤薬局の経営に乗り出す。46歳の時に当時の株式会社デー・ピー・シーの3代目社長からその経営手腕を買われ、4代目社長に打診される。2013年に同社の代表取締役に就任。調剤薬局では珍しく、受け身の姿勢ではなく自ら考え判断し、選択・行動していくというプロセスを大切にしている。その結果、毎年サポートする店舗を拡大しており、2017年に100店舗目を達成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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