“普通の勤務医”だった僕が赤字の病院経営を立て直して医療・介護施設グループを設立するまで 改訂版
書籍内容
医師 兼 理事長“70年”の軌跡に学ぶ
「病院経営」の極意
今、病院が「淘汰の時代」を迎えています。
もはや、患者からも病院スタッフからも「選ばれ続ける病院」でなければ生き残れない時代になったのです。
では、どのようにすれば世の中から求められるのか――
病院経営者自らが考え方を変える転換期に来ているといえるでしょう。
そのヒントになるのが、本書の著者である医師 兼 経営者である松井住仁氏の歩みです。
松井氏は30年前、先代理事長から借金だらけの赤字病院を引き継ぎました。
そして、近隣の患者のニーズに応えるために在宅医療と介護のサービス拡充に取り組んだところ、地域包括ケアシステムの中核病院として成功。
巨額の借金を完済し、経営を黒字に回復させることができました。
現在、松井氏が代表を務める施設・団体は30を超えています。
本書では、赤字からスタートした病院経営をどうやって黒字にしたのか。
スタッフ定着率の高い病院や介護施設をどのようにして実現したのか。
施設数の増加に伴うガバナンスで重要なことは何かなど、松井氏の実践してきた病院経営の考え方を紹介していきます。
目次
第1章 医療の基本は“仁の心”にあり
第2章 “多様なニーズ”に謙虚に耳を傾ける
第3章 患者に尽くす“医療のプロ”に──
第4章 病院淘汰時代を制するのは“謙虚な医療”を実践した者