一冊でまるわかり 戦略的「地方創生」入門
書籍内容
地方創生に向けた、東京理科大学×北海道長万部町のプロジェクト!
その再生までの記録と、成功の秘訣を公開
2014年の「地方消滅論」に端を発し、にわかに聞かれることが多くなった「地方創生」の話題。
「まち・ひと・しごと創生総合戦略」が2014年12月27日に閣議決定され、
地方自治体においても、国が策定した「総合戦略」等を勘案して、「地方版総合戦略」等を策定して実行に努めることとなった。
そうして始まった様々な自治体のプロジェクトは3年目に突入しているが、成功している例は数少ないという。
実際、2016年6月にNHKが、内閣が先進的と紹介する75の事業を調査したところ、
目標を達成している事業は4割にも満たないことがわかった。
著者は投資ファンドにて多くの金融ビジネスと経営の経験を積み、
北海道長万部町の地方創生プロジェクトを率いることとなった。
プロジェクトは4年目にして事業黒字化、多数の雇用創出を成し遂げ、実際に長万部の再生に大きく貢献している。
そんな著者が自らの知識と経験をもとに、
地方創生について「今さら聞けない基本から成功の秘訣」まで明かす一冊。
目次
第1章 地方経済の現状を読み解く
第2章 全国各地における地方活性化の変遷と実態
第3章 地方経済の再生に求められるのは「事業黒字化」に向けた緻密な戦略
第4章 自治体や民間事業会社の協力を得てプロジェクトを黒字化する方法
第5章 これからの地方創生の可能性について