物流の矜持
書籍内容
大正3年、まだ大八車や馬車が物流の主な手段だった時代から、地域とともに歩み、発展を遂げてきた丸共通運の歴史から、物流業界の変遷、日本の発展を振り返る。
丸共通運は大正3年に創業し、まだ大八車や馬車が物流の主な手段だった時代から、地域とともに歩み、発展を遂げてきた。
第二次世界大戦、伊勢湾台風や東日本大震災といった歴史的大災害を乗り越えてきた同社を通じて、物流業界の歴史を振り返るとともに、物流がいかに日本の発展に貢献してきたかを解説する。
目次
第1章 物流の夜明け―たった一台の「大八車」からスタートした物流一家
第2章 戦後の傷跡と物流再編―広がる焼け野原、強制統合を乗り越え事業を再開
第3章 大量生産大量消費時代が到来―臨海工業地帯に進出せよ
第4章 変化する物流業界―国鉄の終焉と新たな時代の幕開け
第5章 リーマンショック、東日本大震災――どんな逆境でも運び続けるのが「物流企業の矜持」