シャントと生きるということ

シャントと生きるということ

春口洋昭[著]

2018.09.04

880円(税込)

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書籍内容

シャントとは何か、なぜ作製が必要となるのか――
透析者8人のエピソードと専門医の解説で、
“シャント”への理解が深まる一冊

腎機能低下により、自力では血液を浄化させることができなくなる病-腎臓病。
現在の治療法では、慢性腎臓病になると完治の見込みはなく、
腎臓移植を受けない限り、一生、人工透析を受け続けることになります。
その患者数は年々増え続けているのです。

人工透析とは、機能が低下した腎臓に代わって人工的に血液を浄化する治療で、
そのなかで最も普及している方法が“血液透析”です。
腕から取り出した血液を週3回、4時間以上もの長い時間をかけて浄化し体に戻すというもので、
血液透析を行うためには新たな血液の流れが必要となります。
それが“シャント”です。
“透析”という言葉はすでに広く知られている一方、
“シャント”についてはあまり情報がなく、患者同士の悩みの共有も行われていないのが現状です。

「シャント手術がなぜ必要なのか」
「そもそもシャントとは一体何なのか」
シャントの知識を身に付け、理解してもらうため、実際にシャントを作って透析を続けている患者さん8人のエピソードを専門医の解説とともにまとめました。
シャントを作ったときの期待と不安……
当事者でなければわからないリアルな生活の様子を集約した、シャントへの理解が深まる一冊です。

著者:春口洋昭

1984年に鹿児島大学医学部を卒業した後、約20年にわたり東京女子医科大学に勤務。一般外科、腎臓外科、泌尿器科にて、腎移植、肝移植、人工臓器の診療・研究、バスキュラーアクセス(シャント)の診療に従事。2006年、春口クリニックを開業して院長に就任。バスキュラーアクセスのケアに特化したクリニックとして、腎臓病患者から幅広く支持を集めている。東京女子医科大学腎臓外科非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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