漂流する待機児童たち

書籍内容
保育所&保育士は本当に足りないのか?
国の政策は功を奏しているのか?……etc.
子ども・子育て支援制度で新たに認定された「家庭的保育事業」の先駆者が明かす
「待機児童問題」の真実
2016年、「保育園落ちた日本死ね! ! ! 」という匿名のブログ記事が投稿され、大きな反響を呼びました。
認可保育所に申し込んだものの、どこにも入所できなかった子どもを指す「待機児童」の問題は、今や広く世間に知られています。
そして、保育所に入るための「保活」は相変わらず熾烈を極めています。
日本の未来を担う子どもたちが、行き場を失って漂流している──。
そのような現状は打破しなければなりません。
本書では、その解決の糸口となる「家庭的保育」の魅力や効果を網羅的に伝えていきます。
目次
第1章 激化する保育所への入園争い 増え続ける待機児童たち
第2章 “保育所不足”の背景にあるのは 「認可外=危険」という思い込み
第3章 “保育士不足”を加速させる 国策による「保育所の濫造」
第4章 問題解決のカギを握る新保育 「家庭的保育事業」とは?
第5章 “子どもたちの明るい未来”を守るために―― 保育業界を今、社会全体で変える