漂流する待機児童たち

漂流する待機児童たち

須貝美香[著]

2018.07.11

880円(税込)

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書籍内容

保育所&保育士は本当に足りないのか?
国の政策は功を奏しているのか?……etc.
子ども・子育て支援制度で新たに認定された「家庭的保育事業」の先駆者が明かす
「待機児童問題」の真実

2016年、「保育園落ちた日本死ね! ! ! 」という匿名のブログ記事が投稿され、大きな反響を呼びました。

認可保育所に申し込んだものの、どこにも入所できなかった子どもを指す「待機児童」の問題は、今や広く世間に知られています。

そして、保育所に入るための「保活」は相変わらず熾烈を極めています。

日本の未来を担う子どもたちが、行き場を失って漂流している──。

そのような現状は打破しなければなりません。

本書では、その解決の糸口となる「家庭的保育」の魅力や効果を網羅的に伝えていきます。

目次

第1章 激化する保育所への入園争い 増え続ける待機児童たち
第2章 “保育所不足”の背景にあるのは 「認可外=危険」という思い込み
第3章 “保育士不足”を加速させる 国策による「保育所の濫造」
第4章 問題解決のカギを握る新保育 「家庭的保育事業」とは?
第5章 “子どもたちの明るい未来”を守るために―― 保育業界を今、社会全体で変える

著者:須貝美香

保育士・幼稚園教諭・英国式家庭保育チャイルドマインダー・幼児教育アドバイザー・子育てアドバイザー・心理カウンセラー。
1990年に湘北短期大学幼児学科を卒業後、私立および公立保育園に勤務。
質の高い教育には保育施設と家庭の連携が不可欠であると考え、
1997年にイギリスの国家職業基準資格で少人数保育のスペシャリストである「チャイルドマインダー」の資格を取得する。
2010年、その普及団体としてNPO法人家庭的保育支援協会を設立。
また2015年には、子育て支援員研修への講師派遣やセミナー、子育てコンシェルジュ、保育事業を行う小規模保育サービス株式会社(現・miica株式会社)を起業。
2018年9月現在、小規模保育施設を4園、大型園を2園経営している。
自らも保育の現場に立つかたわら、日本におけるチャイルドマインディングの先駆者として「家庭的保育」という概念の啓蒙活動に注力。
その長年の経験に裏打ちされた講演が共感を呼び、全国から相談に訪れる親や保育従事者が後を絶たない。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

ネット書店

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