画期的な自社製品で市場を席巻する 小さな工場のものづくり魂

書籍内容
製造業界関係者、注目!
自社の強みを生かし、行動すれば
市場を席巻する自社製品メーカーに転身できる
近年、日本のものづくり業界は大手を中心に好景気に沸いています。
しかし、技術革新により海外メーカーは安価で高品質なものづくりを可能とし、価格競争は激化。
また、大手メーカーは従来の系列や地域にこだわらない「世界最適調達」を謳うようになったことなどから、
国内の中小下請けメーカーを取り巻く環境は以前よりも過酷になっています。
下請けメーカーにとって、これまでどおりの仕事をしているだけでは、
これまでどおりの利益を確保することが難しくなった今、「脱・下請け」こそが生き残りの道です。
本書では、携帯電話の電波も入らないような田舎の機械要素メーカーが脱・下請けを果たし、
かつ、大手自動車メーカーや半導体メーカーから引き合いが耐えない自社製品メーカーとなるまでの奮闘劇を紹介。
また、脱・下請けの心構えや具体的なノウハウをストーリーとして表現することで、より共感しやすい構成としています。
自社の強みを製品化して世の中に広めたい、下請け地獄から脱却したい……、
そんな悩みを抱える製造業関係者は必読の一冊です。
目次
第1章 納期短縮・コストダウンの要求、一蹴される提案…―下請けからの脱却を目指せ
第2章 たった2人の船出―独立後も抜け出せない「下請け地獄」
第3章 ある日、浮かんだ逆転のアイデア―業界を震撼させた「自社製品第一号」で屈辱の日々から脱出
第4章 予想外のクレーム!?―「すぐに故障する」「使いにくい」…全国対応行脚で再びふりだしへ
第5章 クレーム対応の中で見出した精密機器市場への可能性
―「歯車3000年の歴史」に真っ向勝負!社運をかけた「がたつきゼロ」への挑戦
第6章 他社製品より圧倒的に優れた機構が、海外大手製造業をも魅了した
第7章 ものづくり魂の承継で次代を生き抜く