子どもを完全克服に導く アヤコ式拒食症改善メソッド

赤松史子[著]

2023.03.20

1650円(税込)

幻冬舎

単行本

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書籍内容

拒食症克服のカギは「母親の笑顔」にあった!!

「病院に行けばいい」「食べれば治る」「子どもに問題がある」すべて大きな勘違い

本書は、拒食症の子どもをもつ母親に向けて、完全克服に導く「アヤコ式メソッド」をまとめたものです。

著者は、かつて自分自身の娘が拒食症になり、医師からもさじを投げられた苦い経験があります。しかし、独自でコミュニケーション法、カウンセリング技法、脳科学、心理学など学び、それらを組み合わせて娘の拒食症にアプローチした結果、たった半年間で娘の拒食症を完全克服させることに成功しました。著者曰く、「とにかく食べさせないといけない」、「医者に診てもらい薬を飲めば治る」といった巷で一般的となっているアプローチがそもそも間違いであり、逆に回復から遠ざけているのです。拒食症を克服するためには子どもが「本当は何を望んでいるのか」という点にアプローチする必要があり、子どもの心と対話を重ねながら母親自身も幸せになれる親子関係を築くことが大切だと言います。

本書では「アヤコ式メソッド」の解説と、その数々の成功事例も掲載しています。子どもの拒食症に悩み苦しんでいる母親にとって、希望の光となる一冊です。

目次

はじめに

第1章 病院頼み、食事の強要、子どもへのしつけ・・・・・・
拒食症に対する7つの大きな勘違い
拒食症が一向に治らない理由
勘違い1「病院に行けばいい」
勘違い2「食べれば治る」
勘違い3「拒食症は完治できない」
勘違い4「拒食症は時間をかければ治る」
勘違い5「病院の圧力をかける治療法で治る」
勘違い6「家庭環境の改善で治る」
勘違い7「子ども本人の病気」

第2章 拒食症克服のカギは医師でも薬でもない
子どもの心を開く「母親」という存在
拒食症とはどのような病気か
子どもの拒食症は母親への警告である
完全克服には「母親」の存在がカギ(なぜ父親ではなく母親なのか)
拒食症の子どもをもつ母親の思考パターンとは
母親の思考癖は世代間連鎖が関係している
子どもへの愛情の伝え方が違っているだけ

第3章 重要なのは「子どもの心」との対話
拒食症を完全克服に導くアヤコ式メソッド
アヤコ式メソッドの拒食症克服への流れ
母親の脳内データを書き換える「拒食症克服コミュニケーション」とは
母親の脳内データを書き換える
拒食症を完全克服へと導く3ステップ
表面的な小手先の関わりでは克服できない
拒食症の子どもへの言葉の掛け方
1日3つだけ「良かったことノート」で肯定感を育む
心の絵を差し替えて心の状態を変えていく
拒食症克服の3つのサイン
真のゴールは母親が幸せな生き方を実現すること

第4章 入退院を繰り返す地獄の日々を乗り越えて――。
アヤコ式メソッド10の成功事例
脳内改革を墓場までする覚悟で
2年半入院し、最後は水すらも飲まなくなった
医師が7人変わっても克服できない拒食症
拒食症が引き金になって強くなる自殺願望
20年で数千万円も投じてきた権威の方法
2年間止まらなかった自傷行為が止まった
自らの力で食べ物を口にすることができない
サクランボ大のおにぎりを食べるのがやっとだった息子
オンラインでも有効なアヤコ式メソッド
姉弟で心の病を発症
3年にわたる拒食症をわずか2カ月で克服した母娘
母親自身が「すごく楽になる」ことが大事

第5章 拒食症は子どもからのメッセージ
母親の笑顔が増えれば症状は自然と消えていく
拒食症を克服した子どもたちから見えてきたもの
拒食症を完全克服した母親と子どもの今
拒食症患者だった娘と私の今

おわりに

著者:赤松史子

大学卒業後全日空入社。約8年間予約案内業務などに携わったのち、子育てのかたわら心理学や成功哲学、カウンセリングやコーチング手法を学ぶ。2008年、「この病気は一生治らない」と医師に見放された愛娘の拒食症を自ら短期間で完治させ、医師から「奇跡!何をしたの?」と言われる。「ココロの法則と脳の仕組み」に基づいたその独自の手法を「コーチ・アヤコ式®コーチング」「コーチ・アヤコ式®カウンセリング」として体系化し、子供の拒食症、過食症の克服のみならず、延べ12000人を超えるクライアントの“人生そのもの”を好転させ幸せな人生に導いている。

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