世界で一番すばらしい俺 

工藤吉生[著]

2020.07.20

1650円(税込)

短歌研究社

単行本

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書籍内容

2018年短歌研究新人賞受賞の第一歌集。 校舎から飛び降り、車にはねられながらも、生きながらえる。

「おかしないい方になるが、高度な無力感が表現されている。」──穂村弘

「人間性が色濃く表れた作品です。黒ずみにちょっとかけてみましょうよ。」 ──加藤治郎

(短歌研究新人賞選考座談会より)

著者:工藤吉生

1979年千葉県生まれ。宮城県黒川高等学校卒業。
2011年 枡野浩一編『ドラえもん短歌』(小学館)で短歌に興味を持ち、インターネットを中心に短歌を発表し始める。
短歌結社「塔」を経て、2015年より「未来」所属。
2017年「うしろまえ」(20 首)未来賞受賞。
2018年「校舎・飛び降り」(50 首)第8回中城ふみ子賞次席。
5月17日、車にはねられる。この日に投函した「この人を追う」(30 首)が第61回短歌研究新人賞受賞。
宮城県在住。愛猫の名はアリス

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