黒い牛乳

書籍内容
物価の優等生「牛乳」の影に潜む大きな矛盾。紙パックの牧場画に消費者は騙され、制度に押し付けられた借金に酪農家は苦悩し、狭い牛舎に閉じ込められ牛は病み衰えていく。唯一の解決は既存のやり方を根底から覆すこと。戦う酪農家が提唱する「山地酪農」。常識を超え、健康な牛を飼い、放置された山と森へ入れ!
目次
序章 呪われた「黒い牛乳」
第1章 歪んだ牛乳で誰が儲けたのか?
第2章 機械仕掛けの牛たち―工業化した日本酪農の現場
第3章 日本の山林に生きる酪農
第4章 日本酪農独立宣言