たった半年で次期社長を育てる方法

書籍内容
トラブルなし、後悔なし、不安なし!
人生を賭けて守ってきた会社を、半年で承継する方法
中小企業は今後10年間、本格的な代替わりの時期を迎える。
帝国データバンクによると、日本の社長の平均年齢は2013年で58.9歳、1990年と比べて約5歳上昇した。
今後こうした社長たちが引退適齢期に突入する。
もっと平たく言えば、団塊世代の本格退場によって、中小企業の”社長不足”が本格化する可能性が高い。
それでも「前もって事業承継に手を打つ企業は少数派」で6割以上が後継者問題に頭を悩ませながら何も策を講じていない。
しかし、後継者候補との有無に関して聞かれると、53.5%がすでにいると答えており、
その候補者は65%が自分の子どもであり、22%が親族外の役員や従業員と回答している。
このデータを見る限り、後継者候補はいるがただ先送りをしていることが見てとれる。
その理由としては後継者候補に対して経営者としての資質、能力の不足を感じているということである。
中小企業経営者が安心して会社を継承するにはどうしたらよいのか。
本書では承継用事業運営マニュアルを作成することで、
経営者候補の資質に左右されることなくされず、継承を短期間にスムーズに行う方法を紹介する。
目次
第1章 社内の高齢化、業績不振…後継者不在の会社に忍び寄るリスク
第2章 人材選定で迷い続け、タイムリミットを迎える経営者たち
第3章 事業の早期継承を実現する「引き継ぎマニュアル」
第4章 親族内承継、従業員承継、承継相手によって異なる「引き継ぎマニュアル」の活用法
第5章 経営の「見える化」と「体系化」こそ、企業を永続させる鍵